2019/11/04 | |
川の様子.サケを探して歩く2 |
本日は、中田橋から太田橋までの間で、サケの遡上調査を行いました。 中田橋から下を見ると、つがいのサケが仲良く泳いでいるのが見られました。 その少し下流には、産卵床(川底の小石が掘りかえされて色の違った場所)が、 確認されました。 中田橋から右岸を車で走っていると、砂利道に突如サケが現れました! 道で見つけたサケ 獣か鳥に河原から引き揚げられたのでしょうか また、サケが落ちていた周辺の川を捜索すると、 産卵行動をしているサケの姿が確認できました。 産卵行動を確認する職員 砺波大橋付近では、水深があり石も大きくサケの姿は見られませんでした。 太田橋では、工事で濁りが出ており、調査できませんでした。 中パ前から南郷大橋方面の様子 本日、午後3時南郷大橋周辺の水温は16.3℃でした。 |
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posted at 2019/11/04(Mon) 16:16:38 | |
【修正】 |
2019/11/08 | |
川の様子、サケ自然産卵 |
本日、射水市広上での天気は晴れ、朝は冷え込みましたが、日中は、青空が広がる気待ちの良い日和でした。 大門大橋上流域の様子 15時、射水市広上地先での河川水温は、15.2℃でした。 水量は、毎秒約15トンと平水となりました。 湧水のある、分流や浅瀬にて、自然産卵後のサケ親魚が多く確認されました。 |
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posted at 2019/11/08(Fri) 17:52:42 | |
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2019/11/12 | |
11月11日は鮭の日 |
11月11日は鮭の日です。 「鮭」という漢字のつくりの部分「圭」が「十一十一」に分解できることからきているそうです。 庄川のサケは、まだまとまった遡上がなく、捕獲尾数、採卵数は、厳しい状況が続いていますが、これからのピークに期待したいところです。 水産庁の公式ブログにサケ・マスの世界について、書いてありましたので、リンクを貼っておきます。 www.jfa.maff.go.jp/j/koho/blog/201911.html#a2 |
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posted at 2019/11/11(Mon) 19:37:06 | |
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2019/11/14 | |
サケふ化間近 |
10月中旬頃に採卵したサケの卵はふ化間近です。 眼がくっきりと見えて可愛いです。 来年、元気な稚魚として放流できるよう、大切に育てていきます。 |
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posted at 2019/11/14(Thu) 19:15:02 | |
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2019/11/16 | |
サケ自然産卵 |
庄川、本川にて、サケの自然産卵、産卵後の斃死した個体が確認されました。 南郷大橋付近では、ペアリングした雄雌が確認され、雌が産卵床の穴掘り中でした。 中田橋付近では、産卵後、死後数日経った個体が確認されました。 今シーズンの庄川サケは、不漁が続いており、捕獲尾数、採卵数は、過去に例のない程、非常に少なく、ヤナ上流域で確認される産卵床、斃死個体の数も例年と比較すると少ない状況です。 昨年も不漁であったので、今後、富山県、庄川のサケ資源が激減してしまわないか非常に心配です。 今後の遡上に期待したいです。 |
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posted at 2019/11/15(Fri) 17:41:49 | |
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2019/11/18 | |
サケ、サクラマスふ化 |
連日、気温も下がり、朝は冷え込んでいましたが、本日は、朝、外に出た瞬間、生温いと感じる気候で、20℃以上まで気温が上昇するなど、暖かい日となりました。 南郷大橋上流域の様子 場内のサケ、サクラマスがふ化し始めました。 サケふ化の様子 近年、気温、水温が高く、成育に支障が出ないか心配されますが、元気な稚魚を放流できるよう尽力します。 サクラマスふ化の様子 |
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posted at 2019/11/18(Mon) 17:57:10 | |
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2019/11/21 | |
川の様子、サケのふ化、自然産卵 |
川の様子 南郷大橋上流域で、自然産卵を終えた雄のサケ親魚が確認されました。 死後数日しか経っていなさそうな状態でした。 庄川ふ化場内では、10月15日に採卵した、サケ卵のほとんどがふ化完了しています。 庄川ふ化場の井戸水は14℃前後です。 積算温度(受精から毎日の平均水温を足して累積した温度)で、450℃前後よりふ化が始まり、500℃を超えてくると、ほとんどの卵のふ化が完了します。 10℃前後の水温で管理するのが理想なので、河川水と井戸水を混合して、飼育管理しますが、年々、河川水量が少なくなったり、水温がなかなか下がらず、苦労しています。 写真は曝気した井戸水での浮上試験のものです。 サケマス類の管理は、仔魚期、浮上までが、重要と考えており、様々な試験を行なって、良い手法を模索しています。 水温が高いので、年内で浮上、餌やりが始まりますが、放流まで元気に育ってほしいものです。 |
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posted at 2019/11/21(Thu) 17:56:32 | |
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2019/11/23 | |
サケ繁殖形質調査 |
例年、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬において、旬毎に、回帰したサケ、雌50尾、雄50尾をサンプリングし、尾叉長 、体重計測、鱗、耳石採集を行なっています。 尾叉長 、体重計測の様子 また、繁殖形質としてメス親魚の卵径および孕卵数が日本各地の水系で調査されています。 庄川においても、例年、遡上のピークである11月中旬に繁殖形質調査を行なっています。 繁殖形質調査では,メス1尾毎に卵の全重量が1g単位で計測され、卵重、孕卵数などを調査します。 繁殖形質調査の様子 今年の庄川サケは、過去に例のない程の不漁であることに加え、尾叉長 60cm未満の小型サケが多く確認されています。 昨年から、小型サケは、サンプリングし、研究機関に回析していただいていますが、今年は、昨年を遥かに上回る個体数をサンプリングしています。 小型サケ 複合的な要因があり、不漁や小型化の原因究明は、非常に困難なことかとは思いますが、全国各地で実施されている様々な調査、研究により、有効な具体的対策が迅速に講じられることを願うばかりです。 |
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posted at 2019/11/20(Wed) 16:30:26 | |
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2019/11/24 | |
庄川鮭まつり |
河口から5.4km付近、高岡市石瀬地先庄川左岸に設置されている鮭捕獲のためのヤナ施設のある河川敷にて、11月の土日祝日には、鮭まつりが開催されています。 鮭まつり、掴み取り池様子 鮭まつりでは、鮭捕獲のためのヤナ施設を見学でき、鮭掴み取り、鮭鍋を楽しめます。 鮭の加工品の販売も行われており、タイミング合えば、鮭の水揚げ、選別作業も見学できます。 鮭を追いかける子供の様子 23日、24日は、天気にも恵まれ、多くの方が来場されていました。 子供達が楽しそうに鮭を追いかけ、美味しい鮭鍋を食べて、庄川の鮭を堪能していました。 鮭捕獲のためのヤナ施設 ヤナの下流部には、遡上してきた鮭が確認でき、見学者は歓声を上げていました。 鮭の遡上は、少なくなってきていますが、鮭まつりは、地域や多くの人々に、鮭や川に興味を持ってもらう非常に貴重な機会となっていると感じます。 鮭まつりを後世に残していくためにも、鮭資源を維持、増大させるべく尽力していきます。 開催日は、残すところ、11月30日のみとなりました。 お時間のある方は、是非、足を運んでみていただければと思います。 |
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posted at 2019/11/24(Sun) 18:35:47 | |
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2019/11/25 | |
サケ採卵 |
庄川においては、11月中旬のピークを過ぎても、サケの捕獲尾数が伸びず、捕獲されるサケもメスの割合が多くなってきており、捕獲も終盤に差し掛かってきています。 サケの受精卵 11月25日現在での採卵数は、約440万粒と採卵計画数である900万粒の半分にも達しておらず、これから12月上旬まで採卵は続きますが、計画数には届きそうにありません。 終盤に、少しでも多くのサケが遡上し、採卵できることを願うばかりです。 |
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posted at 2019/11/25(Mon) 17:35:51 | |
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