昇順 / 降順
2021/01 diary

2021/01/08
大雪

昨日の午後から大雪となり、今朝は積雪が60cm近くありました。

大雪

3年前の大雪が思い出されますが、道路はしっかり除雪され、場内も除雪車が来てくれたので、なんとか作業が出来ました。

大雪

大雪

飼育池や浮上槽には、除雪車が入れないので、スコップなどで除雪しますが、日中も雪が降り続け、キリがありません。

飼育池、浮上槽の注水は止まらずにいてくれて、安心しましたが、場内全体水量が少なくなっていました。
河川水を流入している水門を見に行くと、用水路が雪で埋まり、流れがほぼなくなっていましたが、雪やゴミをどかすと少し改善されました。

明日以降もまだまだ大雪の予報となっているので、気を抜かず作業していきます。
posted at 2021/01/08(Fri) 17:17:25
修正

2021/01/07
川の様子.雪にも負けず暴風にも負けず

午後三時に川の水温を測りに行くと、
いつもは車で渡る場所が水で寸断されていました。

川の様子.雪にも負けず暴風にも負けず
車で渡るのは危ないので歩いて渡りました

川の様子.雪にも負けず暴風にも負けず
今日は風がとても強かったです。
冬山で遭難する人の気持ちがなんとなくわかりました。

川の様子.雪にも負けず暴風にも負けず
発眼卵放流場所の様子

水位の上昇で、外側から浸食されてきているような印象を受けました。
今のところ水量は80トンですが、増水しないことを願います。
posted at 2021/01/07(Thu) 17:00:30
修正

2021/01/06
サケ稚魚場内流下放流の流程

今シーズンは、飼育したサケ稚魚も含め、場内からの流下放流を増加させる予定です。
庄川養魚場から流下放流した場合、親司川、鴨川を経て、和田川に合流し、庄川本川へ降河してくれます。

サケ稚魚場内流下放流の流程

1月28日にサケ稚魚の初放流を予定していますが、場内からの流下放流に向けて、先日、用水路への迷入防止板を入れてきました。
用水路へ迷入してしまうと、海まで辿り着けないルートもあるため、迷入防止板を入れています。

サケ稚魚場内流下放流の流程

その他にも、高低差があり、サケ稚魚へのダメージが懸念される箇所、魚動が上手く機能していない箇所など、降河するために困難と予測される箇所が多くあります。

サケ稚魚場内流下放流の流程

こちらは、土地改良区様や地元の用水路管理者様のご協力を得て、調整をお願いし、少しでも、サケ稚魚の負担を減らして、無事、本川、海へ辿り着けるよう尽力していきます。
posted at 2021/01/06(Wed) 21:43:39
修正
サケ稚魚、浮上、飼育開始

10月下旬など早くに採卵した群は、昨年中に飼育開始しており、これから本格的に飼育が始まります。

サケ稚魚、浮上、飼育開始

サケ稚魚は、積算温度900℃を超えると、お腹のさいのうの吸収がほぼ完了し、餌を食べるようになります。

サケ稚魚、浮上、飼育開始

庄川養魚場では、浮上槽と飼育池に高低差がないため、浮上槽から飼育池へ運搬し、飼育開始となります。余裕がある時は、徐々に浮上したものから飼育池へ移しますが、これからは、一気に沢山の量が浮上してくるため、リングを上げて強制浮上させ、池へ移します。

サケ稚魚、浮上、飼育開始

サケ稚魚のことを考えると出来るだけ人が触らないように、負担にならないように管理したいところですので、よりソフトハンドリングとなるよう、改善していく必要があります。
posted at 2021/01/06(Wed) 21:26:19
修正
川の様子

本日、午前中の気温は、0.5℃で雪が降り積もりそうでしたが、日中は、気温も3℃まで上昇し、雨となり、午後からは青空の出る時間帯があるなど、場内の雪はほとんどなくなりました。

川の様子
15時、射水市広上地先での河川水温は、6.1℃、発眼卵放流場所は、7.3℃となっています。

川の様子

6日13時50分の庄川河川放流量は、毎秒約80トンです。
21時から約40トンの予定です。
7日は7時から毎秒約60トン、
10時から約100トン、19時から約60トンの予定です。

川の様子
発眼卵放流場所の様子

12時から毎秒80トンまで増水しましたが、15時の時点では、毎秒50トンの状態です。
明日は毎秒100トンまで増え予定となっています。

また、7日から週末にかけて、日本海側を中心に大雪や猛ふぶきが予想され、国土交通省より、交通障害に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかける緊急の発表がありました。

気象庁によりますと、7日から週末にかけて東北から九州の日本海側を中心に平地でも大雪になる見込みで、低気圧が急速に発達するため、台風並みの暴風が吹き、見通しがきかない猛ふぶきになる恐れもあるということです。

コロナの感染も拡大してきており、更には、大雪、猛ふぶきが予想されていますので、なるべくなら外出しないほうが賢明ですが、魚達のためにやらなくてはいけない作業がありますので、尽力していきます。

posted at 2021/01/06(Wed) 19:13:58
修正
無給餌場内流下放流群、ふ化終盤

1/6、無給餌場内流下放流群がふ化終盤を迎えています。
無給餌場内流下放流群、ふ化終盤

積算温度450℃を越えてから一気にふ化し、480℃までにピークを迎え、500℃を超えるとほぼふ化が完了します。

無給餌場内流下放流群、ふ化終盤

発眼卵はスリットの入った盆の上に乗っており、ふ化したものは、スリットを抜けて下に落ちて、4層のリングの中で安静にしています。
不受精卵や死卵は盆の上に残ります。

無給餌場内流下放流群、ふ化終盤
500℃を超えてほぼふ化が完了した盆

残った不受精卵や死卵を盆から除去して、盆も除去して、浮上まで蓋板で光が入らないようにして、安静にさせます。
浮上槽1槽に9万〜10万粒の発眼卵を収容していますが、盆に残った不受精卵、死卵は500粒〜1,000粒と高いふ化率となっています。

ここから浮上するまでは、大きな刺激を与えず、安静にさせることが重要です。
人が触れず、中がどうなっているかは、水面の状況や流れなどで、推察するしかないことと、河川水をメインで飼育水としているので、水温が高い場合や濁りがある場合、対処のしようがないことなど、もどかしい時期でもあります。

12/30、31、1/1と雪ではなく雨が降り、強い濁りがあり心配していましたが、年明けから積雪があり、濁りが落ち着き、水温も低く推移してくれています。
無事、浮上してくれることを願うばかりです。
posted at 2021/01/06(Wed) 18:56:06
修正

2021/01/05
無給餌場内流下放流群、ふ化ピーク

1/5、2回のALC施標作業を行い、浮上槽へ収容した無給餌場内流下放流群ですが、ふ化のピークを迎えています。

無給餌場内流下放流群、ふ化ピーク

浮上は2月下旬から3月上旬の予定で、浮上したものから、飼育せずに場内より流下放流となります。
無事、浮上まで生育し、降河してくれること、4年後回帰してくれることを心から願っております。
posted at 2021/01/05(Tue) 17:39:18
修正

2021/01/04
川の様子、迷入防止堰板設置

今日は雨が降る中、早ければ一月の下旬ごろから始まる、庄川漁連場内からの、サケ稚魚の流下放流準備として、迷入防止堰板を、水路に設置しました。
この堰板があることで、養魚場内から庄川本川へ、サケが迷うことなく、下って行ってくれると信じています。

川の様子、迷入防止堰板設置
堰板設置の様子

昨年よりも水路の水量が多く順調に下ってくれるかが心配されます。

川の様子、迷入防止堰板設置
午後3時、南郷大橋上流の様子

水量70トン
水温5.8℃
濁り無し

川の様子、迷入防止堰板設置
発眼卵放流場所の様子
水位は高いですが、異常は見られませんでした。
水温6.8℃
posted at 2021/01/04(Mon) 17:00:59
修正

2021/01/03
消毒の流儀

今日は、時々雪が舞うものの、
正月三が日の中では、一番良い日となりました。
絶好の、消毒日和です。
日差しの強い日は、消毒に使う塩素がすぐに飛んでしまうので良くありません。
また、雨や雪の強い日も、塩素が薄まるので良くありません。
良い消毒とは天気と密接に関係するものなのです。

消毒の流儀
消毒する池の底

一年間も魚を同じ池で飼育していると、
池の底には、厄介な藻が生えてきます。
デッキブラシで擦ったところで、びくともしません。

消毒の流儀
塩素で消毒した池

緑の藻が、茶色から白に変化して死滅していきます。
ところが、色が変わったところで、しっかりと池の底に付着しているので、
デッキブラシで擦ったところで、びくともしません!

なので、塩素の効果が切れるまで、24時間以上放置して、
擦るのですが、2回消毒しないと取れないことも多々あります。

消毒の流儀
これから消毒する予定の池

一日に、消毒できる池の数は2池までとします。
最悪、池から塩素が流出した場合のリスク回避のためです。
これから、稚魚を収容するための池を用意するにあたり、
毎日のように池の消毒作業を行います。
地味な作業ですが、地道に頑張ります。
posted at 2021/01/03(Sun) 16:48:48
修正

2021/01/02
川の様子 雪から雨

朝は雪が降り、昨日より積雪が増えていましたが、午後からは雨となり、雪も少しずつ溶けてきました。

川の様子 雪から雨

川の様子 雪から雨

河原は、雪が一面に積もっていますが、ダットサントラックでなんとか入っていけました。

15時、射水市広上地先の河川水温は、5.4℃、発眼卵放流場所は、7.1℃となっています。

川の様子 雪から雨

河川は、増減が激しいですが、発眼卵放流場所は、大きな影響を受けておらず、浮上時期が楽しみです。

2日15時0分の庄川河川放流量は、毎秒約70トンです。
15時から約70トン、19時から約30トンの予定です。
3日は0時から毎秒約30トン、10時から約70トン、
19時から約40トンの予定です。
posted at 2021/01/02(Sat) 15:27:05
修正
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