昇順 / 降順
category : サケ

2018/10/20
ヤナの様子

本日は、朝方、雨が降り、気温も低かったですが、日中は雨が上がり曇りでした。

ヤナ場では、ヤナに引っかかったゴミの除去作業、射水市側のヤナの設置が進んでいます。

ヤナの様子
高岡市石瀬 ヤナ場の様子

捕獲カゴには数尾、サケが確認されました。
豊漁を願うばかりです。

ヤナの様子
捕獲カゴの様子
posted at 2018/10/21(Sun) 13:31:08
修正

2018/10/22
サケ水揚げ

本日も天気良く、気持ちの良い日となっています。
昨日で、ヤナが完成し、捕獲カゴのサケの水揚げを行いました。

サケ水揚げ
ヤナ場、水揚げの様子

サケは、オス27尾、メス15尾が水揚げされ、サクラマスのメスも1尾捕獲されました。
まだ比較的若い個体が多いので、蓄養し成熟してから採卵となります。

サケ水揚げ
サクラマスのメス
綺麗な桜色です。

サケ水揚げ
サケのオス
まだまだ若く軽くブナがかっていますがギンギラです

posted at 2018/10/22(Mon) 13:00:16
修正

2018/10/23
ヤナの様子

本日も天気良く過ごしやすい秋を感じる日和となりました。

ヤナの様子
高岡市石瀬ヤナ場の様子

本川の水量は毎秒15トン〜20トンで推移していますが、高岡大橋下流で和田川と合流し、水量は多くなります。

ヤナの様子
捕獲カゴの様子
遡上しようとサケが盛んにジャンプしています。
迫力があります。
posted at 2018/10/23(Tue) 18:02:24
修正

2018/10/24
サケ初採卵

本日は、サケの初採卵を行いました。

サケ初採卵
採卵、受精の様子

先日、場内に蓄養したメス親魚を選別し、7尾のメス親魚から、2万粒の卵を採卵しました。
計画では、12月上旬一杯までに900万粒の採卵を予定していますので、まだまだこれからです。

サケ初採卵
体重、尾叉長 計測の様子

また、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬にかけて、メス50尾、オス50尾の体重、尾叉長 の計測、鱗、耳石の採取を行っています。
庄川のサケについて、データを蓄積し解析するために、長年続いている重要な作業です。

サケ初採卵
採卵された2万粒の受精卵

綺麗な受精卵です。
来年1月末から3月の放流に向けて、大切に育てていきます。
posted at 2018/10/24(Wed) 21:07:51
修正

2018/10/26
サケ自然産卵

これからの季節、庄川では、遡上したサケ親魚、産卵床、産卵後斃死した親魚やタイミングが良ければペアリングし産卵している様子を確認することができます。

サケ自然産卵
産卵後、斃死したサケ親魚

禁漁区域になっている南郷大橋上下流1,000mの2,000m程を調査してきました。
産卵後、斃死したと思われるサケ親魚が2尾、水量が15トン、40トンと増減を繰り返しているため、河床の石が流れで動いた可能性もありますが、産卵床が1箇所確認されました。
斃死した親魚は日にちが経過しているようでしたので、ヤナ設置前に遡上したものと考えられました。

サケ自然産卵
産卵床

河口より約5km地点の高岡市石瀬において、サケ捕獲のためのヤナが設置してありますが、増水やゴミによりヤナが沈むこともあり、ヤナを乗り越えて上流へ遡上したサケの自然産卵を湧水の豊富な本川の浅瀬、支流などで確認できます。
庄川サケの遡上のピークは、11月中旬となります。
その時期には多くのサケを見ることができますので、安全に十分配慮して、橋の上や河川敷より川を眺めていただければと思います。

サケ自然産卵
南郷大橋上流域の様子

水産資源保護法により、内水面におけるサケの採捕は、特別な場合(漁協の増殖事業や学校教育等)を除いて禁止されています。
なお、南郷大橋上流1000mから南郷大橋下流1000mまでの区間は10月1日から11月30日まで禁漁区(水産動物採捕禁止)となっておりますので、お間違えないようにお願いします。
posted at 2018/10/26(Fri) 13:41:23
修正

2018/10/27
サケ初水揚げ

朝から雨が降り、肌寒い日となりました。
本日は、報道、記者室関係者を招いての、サケの初水揚げとなりました。

サケ初水揚げ
捕獲カゴからの捕獲の様子

オス44尾、メス26尾の計70尾のサケ親魚、サクラマスのメス親魚1尾が捕獲されました。

サケ初水揚げ
積み込みの様子

捕獲、積み込んだサケ親魚は射水市広上の庄川ふ化場へ運搬、蓄養し採卵します。
本日は、メス28尾から約7万粒を採卵しました。

サケ初水揚げ
選別の様子

計画では、約900万粒の採卵を予定しています。
庄川では11月中旬が遡上のピークですので、これからの豊漁に期待したいです。
採卵したサケの受精卵は、来年の放流に向けて大切に育てていきます。
posted at 2018/10/27(Sat) 16:43:06
修正

2018/10/29
朝日町宮崎漁港にて耳石調査

本日は庄川漁連から職員2名が、朝日町宮崎漁港へ出向いて、
鮭の回帰親魚調査に協力しました。
当初は80尾の鮭の計測を行う予定でしたが、
鮭が不漁らしく、雄の検体、70尾での実施となりました。

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
まずは、鮭1尾ずつにナンバリングを行い。
体長、体重、成熟度合を記録した後、鱗採取

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
頭部を切断

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
耳石の採取を行います。

作業は2時間ほどで、完了しましたが、鮭の不漁が気がかりでした。

今回の調査は、平成27年度まで実施された、さけます資源高品質化事業の放流効果を確認するための、回帰親魚効果調査で、高品質なさけ・ます資源の放流適地を把握するため、鮭親魚の耳石を調べ、放流地域を特定するための調査です。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施標します。

庄川では、2011年より毎年、標識を施したサケ稚魚を放流していますので、今回調査した回帰親魚に庄川のものが含まれている可能性もあります。
今後の調査結果が楽しみです。
posted at 2018/10/29(Mon) 16:07:51
修正

2018/11/11
鮭の日 庄川鮭まつり

11月11日は鮭の日です。
鮭の漢字が魚偏につくりの部分が十一、十一となっていますね。

鮭の日  庄川鮭まつり
庄川鮭まつり 鮭掴み取りの様子

庄川左岸高岡市石瀬のヤナ場において、11月の土日祝日に鮭まつりが開催されています。
鮭の日の本日は、多くの方が訪れ賑わっています。

鮭の日  庄川鮭まつり
売店の様子

庄川鮭まつりでは、鮭の掴み取りを楽しめ、売店では温かい鮭鍋や加工品などの購入ができます。

鮭の日  庄川鮭まつり
加工場の様子
掴み取りで捕まえた鮭は切り身に加工してもらえます。

鮭の迫力を肌で感じられる貴重な機会ですので、皆さんも是非足を運んでもらえればと思います。

全国的に鮭の不漁を耳にしますが、庄川においても、鮭の捕獲が平年の2割〜3割と少なく、魚体、卵も小さいように感じます。採卵も伸び悩み足踏みしている状況ですが、庄川鮭の遡上のピークは11月中旬ですので、今後の遡上に期待したいところです。

posted at 2018/11/11(Sun) 11:07:51
修正

2018/11/30
本日の鮭 アユ漁期終了のお知らせ

県内全域、今年は鮭が不漁で、ニュースや新聞にも取り上げられている状況ですが、
鮭の遡上シーズン残り僅か、庄川では少ない漁獲の中、連日のように採卵作業が行われております。

本日は、今期漁獲された中でも、最大級の雄サケが見られたので紹介します。
本日の鮭 アユ漁期終了のお知らせ
目立った傷もなく綺麗なオスです。
全長91cm、尾叉長87cm、体高21.5cm、体重7.3kgでした。
この他にも、同じような体高のある魚体が確認されました。

本日の鮭 アユ漁期終了のお知らせ
鮭の増殖において、多様性が求められており、
極力、多くの雄の精子を使い授精させるように努力していますが、
痩せた雄や、極端にボロボロの雄を使うよりも、
優れた遺伝情報を持つ魚体を選択することも重要であると感じます。

アユ漁期終了のお知らせ
本日、11月30日でアユの漁期は終了となります。
明日より12月に入り、早いもので、本年も残り一か月となりました。
これから気温の低い寒い毎日となりますが、身体に気を付けて過ごしていただければと思います。
posted at 2018/11/30(Fri) 12:50:42
修正

2018/12/09
サケ捕獲、採卵終了 ヤナ撤去作業

本日、雪が降り、非常に寒い朝となっております。
今シーズンのサケ捕獲と採卵が終了し、サケマス協議会さんによるヤナの撤去作業が行われています。
雪の降る、寒い中での作業に頭が下がります。

サケ捕獲、採卵終了 ヤナ撤去作業
高岡市石瀬
サケ捕獲のためのヤナ撤去作業の様子

庄川サケ、今シーズンの捕獲は、10,563尾となりました。
平成20年〜29年の過去10年の平均捕獲尾数が26,865尾ですので、例年の約40%と非常に少ないという結果でした。

富山県内はもちろん、本州日本海側も河川捕獲、沿岸捕獲共に全体的に不漁と聞いています。
海水温が高いことや海洋環境の変化が影響しているのでは?と言われていますが、自然相手なので複合的な要因があるのだろうと思います。
来年度以降の捕獲がどうなるのか心配なところです。

採卵数は、目標の9,000千粒に対して9,310千粒(103%)と目標を達成しましたので、これから放流まで、大切に卵管理、飼育を行っていきます。

放流は来年の1月下旬から3月中旬にかけて、600万〜700万尾を予定しています。
posted at 2018/12/09(Sun) 8:48:43
修正
« back « back

page

:: 1 :: 2 :: 3 :: 4 ::5:: 6 :: 7 :: 8 :: 9
:: 10 :: 11 :: 12 :: 13 :: 14 :: 15 :: 16 :: 17 :: 18 :: 19
:: 20 :: 21 :: 22 :: 23 :: 24 :: 25 :: 26 :: 27 :: 28 :: 29
:: 30 :: 31 :: 32 :: 33 :: 34 :: 35 :: 36 :: 37 :: 38 :: 39
:: 40 :: 41 :: 42 :: 43 :: 44 :: 45 :: 46 :: 47

+ pplog 3.35 +