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category : サケ

2020/03/19
暖かい日

本日は、春を感じる、暖かいというよりは、仕事をしているも汗が噴き出るほど暑い日となりました。

暖かい日
場内の様子

15時、場内の気温は20℃、飼育水温も14℃を越えて、射水市広上地先の河川水温は、11.6℃となっています。

暖かい日
場内の様子A

サケの放流は、残すところ3月23日が最後となります。
今シーズンは、雪が少なく、気温も水温も高く、サケ飼育には厳しい状況でしたが、なんとか大きく生育して放流できており、サケ稚魚がいなくなるのは、寂しい気持ちになります。

暖かい日
飼育池サケ稚魚

4年後、大きくなって庄川へ帰ってきてくれることを願うばかりです。
posted at 2020/03/19(Thu) 15:41:53
修正

2020/03/17
サケ稚魚の放流9回目

本日は、午前中にサケの稚魚放流を行いました。
前回同様に、養魚場内の水路からの流下放流と、本川への輸送放流を行いました。

サケ稚魚の放流9回目
稚魚の計量風景

サケ稚魚の放流9回目
稚魚の流下放流

サケ稚魚の放流9回目
本川への放流

午前10時、南郷大橋上流右岸、射水市西広上地先、放流場所の水温は8.7℃でした。
この場所は湧水が豊富で、河川水温より水温が高いですが、朝の冷え込み、雪解けも混じったのか河川水温は低くなっています。

庄川本川放流量予定
17日15時20分現在の庄川河川放流量は、毎秒約90トンです。
16時から約90トンの予定です。
18日は0時から毎秒約30トン、15時から約60トン、21時から約30トンの予定です。
posted at 2020/03/17(Tue) 12:11:41
修正

2020/03/11
サケ稚魚2.35g

3月10日のサケ稚魚放流を終え、放流は3月17日と23日の2回を残すのみとなりました。
場内の飼育稚魚は残り約40万尾となり、場内のサケ稚魚が少なくなり寂しさも込み上げ、3月特有のセンチメンタルな気持ちになります。

サケ稚魚2.35g
3/10放流のサケ稚魚

3月10日に放流したサケ稚魚の中には、11月中旬に採卵し、1月29日から約40日飼育をして、平均2g以上に生育した飼育池もありました。

サケ稚魚2.35g サケ稚魚2.35g
今シーズン放流魚最大級、尾叉長 6.9cm、体重2.35gのサケ稚魚

昨年のサケ捕獲尾数は、過去に例のない程の不漁で、採卵量、飼育尾数が少なくなった分、放流重心を後ろに下げて、できるだけ大きく健康なサケ稚魚を放流すべく、尽力してきました。

今シーズンは、雪がなく、水温が高い日、雨で濁りの入る日が多かったものの、飼育期間を長く、大きなサケ稚魚を放流できているので、回帰につながってくれることを願うばかりです。
残り僅かですが、油断せず、しっかり放流を行なっていきます。



posted at 2020/03/10(Tue) 18:36:11
修正

2020/03/10
サケの稚魚放流8回目

今日は、朝から雨の中、サケの稚魚放流が行われました。

サケの稚魚放流8回目
計量の様子

養魚場内の飼育池から、稚魚の計量を行い、そのまま流下させる手法と、いつも通りに、トラックに積み込み本川へと放流する方法で、放流を行いました。

サケの稚魚放流8回目
計量後の稚魚の流下する様子

労力をみると、流下の方が作業人員も少なく、稚魚の負担も少ないので、この手法が、主流となってくれればいいのですが、ちゃんと本川へいってくれているのか、大きくなって帰ってきてきてくれるかなど調査、経過観察が必要な課題が沢山あります。

サケの稚魚放流8回目
本川での放流の様子

放流場所の水温は9.7℃でした。
posted at 2020/03/10(Tue) 12:35:04
修正

2020/03/04
サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目

今日は、午前中にサケ稚魚放流(耳石温度標識B区分目)を行いました。
昨日は庄川の水量が少なく、放流場所の川底に穴を掘り、今日の放流に備えていましたが、水量も増えて危なげなく放流することが出来ました。

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
稚魚の計量の様子

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
放流の様子

サケの稚魚放流7回目-耳石温度標識B区分目
放流した稚魚

放流時の水温は7.8℃でした。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。
耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。

今年度、庄川においては、サケ稚魚の飼育密度が回帰に与える影響を調査するため、高密度区に2.4nHの耳石温度標識、低密度区に2.6nHの耳石温度標識と異なる標識を施標して放流しました。
主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし回析することで、より良い増殖手法を探ろうというものです。
4年後には、元気に大きくなってたくさん庄川に帰ってきてほしいです。
posted at 2020/03/04(Wed) 12:38:45
修正

2020/03/02
浮上槽管理終了

今日で、サケの浮上槽がすべて空になりました。
残っていた5槽分を池に移したことにより、これからは池での飼育のみとなりました。
浮上槽管理終了
浮上槽から稚魚を出す様子
丁度作業が、終了したあたりから雨が降り出しました。
浮上槽管理終了浮上槽管理終了
河川の様子
午後3時の水温は9.4℃
昨日同様に水量は少ないままです。
posted at 2020/03/02(Mon) 16:33:29
修正

2020/03/01
発眼卵放流群、容器の回収

発眼卵放流群、容器の回収
本日は、天気良く、河川の水量も減水していたので、発眼卵放流と同時に容器放流したものを回収しました。

発眼卵放流群、容器の回収

南郷大橋、下流部、上流部に埋設した合計12個の容器のうち、11個の容器を回収しました。
回収できなかった容器は目印が流れてしまったのか、増水による土砂の堆積で埋まってしまったのかもしれません。
後日、再調査したいと思います。

発眼卵放流群、容器の回収
今シーズンは、雪がなく、増水の日が多かったので、川の形が変わった場所があったり、埋めた場所によっては容器内に砂が混入しているものもありましたが、過酷な状況でも、多くの稚魚が浮上してくれたようです。

これから大きくなって、4年後に庄川に帰ってきてくれることを願うばかりです。
posted at 2020/03/01(Sun) 18:39:04
修正

2020/02/27
サケ稚魚場内無給餌流下放流

2月27日より、積算水温931℃〜958℃でサケ稚魚の場内無給餌流下放流を開始しました。
浮上したものから、元気よく泳いでいきます。

サケ稚魚場内無給餌流下放流

通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、輸送放流しています。庄川養魚場においては、場内からの流下放流は初めての試みとなります。

サケ稚魚場内無給餌流下放流

庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、トラック輸送、飼育にかかる経費を削減できます。
省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。

サケ稚魚場内無給餌流下放流
場内にしばらく留まるもの、すぐに流下し、自然界へ飛び込んでいくもの様々です。

サケ無給餌場内流下放流群には、アリザリンコンプレクソン(ALC)標識が施標されています。
ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、場内無給餌流下放流群には、2回施標で2つのリングが確認できるようになっているため、識別が可能となっています。
4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。

今後は、合流点など各チェックポイントにおいて、降下サケ稚魚の目視調査、採捕調査を行なっていきます。
posted at 2020/02/27(Thu) 19:43:52
修正
サケ稚魚の放流6回目

今日は朝から絶好の放流日和かと思いきや、
途中から、横殴りの雪になり、あいにくの放流日和となりました。
サケ稚魚の放流6回目
稚魚の計量の様子
サケ稚魚の放流6回目
稚魚を押し網で寄せる様子
サケ稚魚の放流6回目
放流の様子
放流場所の水温は8.2℃でしたが、
本川の水温は7.2℃でした。
posted at 2020/02/27(Thu) 17:07:39
修正

2020/02/26
明日、サケ稚魚放流と場内流下放流

本日は、雨が降ったり止んだりと不安定な天候となっています。
サケ飼育、放流に関しては、ピークは過ぎたものの、長く飼育して、放流時期を遅らせる取り組みや場内流下放流群の放流も明日より開始となりますので、慌ただしい毎日となっています。

明日、サケ稚魚放流と場内流下放流
明日から無給餌流下放流予定の稚魚が入る浮上槽

サケ無給餌場内流下放流群には、アリザリンコンプレクソン(ALC)標識が施標されています。

明日、サケ稚魚放流と場内流下放流
流下する排水路のサケ稚魚を阻害する魚は上流部に移動

通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、輸送放流しています。
庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、トラック輸送、飼育にかかる経費を削減できます。省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。

明日、サケ稚魚放流と場内流下放流
流下する排水路の様子

ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、場内無給餌流下放流群には、2回施標で2つのリングが確認できるようになっているため、識別が可能となっています。
4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。
posted at 2020/02/26(Wed) 17:48:43
修正
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