2022/02/18 | |
サケ稚魚、飼育本格化 |
2/18、サケ稚魚がまとまって浮上時期を迎えたので、飼育池、5池へ一気に稚魚の移動を行い、飼育開始、サケ飼育が本格化してきました。 浮上槽から稚魚を回収する様子 運搬の様子 ここから桶と一輪車で池へ移動します。 飼育池様子 防鳥のために、カワウの追い払いで使用しているリンロンテープを試験的に張っています。 リンロンテープは、見た目は、ビニールテープのようですが、生分解性のもので、最終的には、自然に還ります。 耐久性はありませんが、切れ端が飛んでいってしまうこともあるので、ナイロンテグスより環境に配慮したものになっていることも良い点ですね 効果があることを期待します。 |
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posted at 2022/02/18(Fri) 17:07:19 | |
【修正】 |
2022/02/24 | |
明日、サケ放流 |
2/24、明日のサケ稚魚放流に向けて、稚魚の計測を行いました。 60尾の平均体重を算出します。 最も飼育期間の長い25日飼育の群は、平均1.13gまで生育してくれていました。 体長は、尾叉長 で5.0〜5.5cm程です。 明日は、0.7g〜1.13gのサケ稚魚、10万尾弱を場内より流下放流する予定です。 耳石温度標識を施標した群も0.98gまで生育してくれており、餌食いも非常に良いです。 明日でお別れと思うと寂しいですが、4年後に大きくなって帰ってきてくれることを願うばかりです。 |
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posted at 2022/02/24(Thu) 17:00:15 | |
【修正】 |
2022/02/25 | |
サケ稚魚、初放流 |
2/25、サケ稚魚の初放流を行いました。 午前中は、天気良く、放流日和、担当者の方に、放流立ち会いしていただき、夕刻に流下放流を実施しました。 サケ稚魚、0.7〜1.13g、10万尾弱の放流となりました。 スクリーンを外し、堰板を1枚ずつ抜いていき、自然に流下させます。 庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ降河してくれます。 これまての放流では、トラックに積み込み、庄川本川へ、輸送放流していましたが、流下放流では、積み込み、輸送によるサケ稚魚への負担が軽減され、作業も少なくて済みます。 また、4年後に回帰親魚が支流、場内まで戻ってきてくれることも期待できるので、楽しみです。 放流後は、群れてなかなか降下しない個体もいますが、夜のうちに降ってくれると思うので、明日の朝に状況を確認したいと思います。 富山県、庄川のサケ資源は減少傾向ですので、少しでもサケ稚魚の負担を軽減して、多く回帰してくれるよう、放流手法を改善するなど、尽力していきます。 |
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posted at 2022/02/25(Fri) 19:30:36 | |
【修正】 |
2022/02/26 | |
サケ稚魚、流下確認 |
今朝、昨日、流下放流したサケ稚魚を支流の橋の上から確認できました。 場内の排水に残っている稚魚もいますが、夜のうちに本川、沿岸までいってくれた個体もいるのではないでしょうか 厳しい自然界でも強く生きて欲しいです。 |
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posted at 2022/02/26(Sat) 8:08:28 | |
【修正】 |
2022/02/28 | |
川の様子 渓流解禁お知らせ 支流降河サケ稚魚 |
2/28、2月も最終日となり、明日から3月となります。 河口から11km地点、南郷大橋上流域では、河川敷の雪も少なくなり、午後の場内の気温は、12℃と春を感じる陽気となりました。河川水温は、6.4℃となっています。 明日から渓流解禁となりますが、山はまだまだ、雪深く、積雪も多いです。 気温が上がったことで、雪崩の危険もありますので、釣りや釣り場確認に入られる際は、注意願います。 渓流解禁のお知らせ 3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁となります。 遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。 小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。 場内から流下放流した降河サケ稚魚の確認のため、支流の橋の上から緩みなどを観察してきました。 場内の排水にも残っている個体がいますが、思い思いに順調に降河してくれているようで、安心しました。 鳥や大きな魚に捕食されたりと、自然界は、危険がいっぱいですが、海に出て、元気に生育して欲しいです。 |
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posted at 2022/02/28(Mon) 15:12:08 | |
【修正】 |
2022/03/02 | |
サケ稚魚放流 2回目 |
3/2、2回目のサケ稚魚放流を行いました。 0.58gのサケ稚魚、約93,900尾の放流となりました。 次回、放流は、3/7、今回より、大きいサイズまで生育させてからの放流となります。 |
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posted at 2022/03/02(Wed) 18:10:14 | |
【修正】 |
2022/03/07 | |
サケ稚魚放流 3回目 |
3/7、3回目のサケ稚魚放流を行いました。 2池、平均体重0.61g、178.3千尾の放流となりました。 合計、371.6千尾(平均体重0.67g)の放流が完了しました。 次回放流は、3/14、18、22と続きます。 残り、3回の放流で950千尾前後の放流を目指し、少しでも平均体重が大きくなるよう、大切に飼育していきます。 |
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posted at 2022/03/07(Mon) 16:57:43 | |
【修正】 |
2022/03/12 | |
サケ稚魚の様子 |
3/12、現在飼育しているサケ稚魚の生育状況を確認するため、計測を行いました。 20日以上飼育したものは、0.76gまで生育してくれていました。 飼育開始時には、0.35〜0.40gですので、飼育期間に応じて生育してくれてます。 放流後、場内の排水に残っている個体もいるので、計測してみると1.12gと大きい個体でした。 排水に残っている個体も少しずつ、それぞれのタイミングで降河してくれているようで、元気に長い旅に出発して欲しいところです。 |
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posted at 2022/03/12(Sat) 16:56:11 | |
【修正】 |
2022/03/14 | |
川の様子 サケ稚魚放流 富山テレビさん取材 |
3/14、天気は、曇り、ポツリポツリと雨が降る時間帯もありました。 河川は、水量が少し増えている状況です。 川の様子 サケ稚魚の4回目の放流を行いました。 平均体重0.75gのサケ稚魚、168.2千尾を場内から流下放流しました。 残る放流は、18日、22日と2回となりました。 最後の放流まで残り僅かになりましたが、出来る限り健康で大きな稚魚を放流するため、最後の追い込みをかけたいと思います。 全体では、1,000千尾の(100万尾)前後の稚魚放流を目指します。 本日は、富山テレビさんに放流の様子を取材していただきました。 3/18の夕方に放送予定とのことですので、ご覧いただければ幸いです。 |
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posted at 2022/03/14(Mon) 16:43:59 | |
【修正】 |
2022/03/16 | |
サケ稚魚計測 |
サケ稚魚計測 残るサケ稚魚の放流は、3/18、22と2回となりました。 耳石温度標識を施標した後期群のサケ稚魚は、3/18に放流予定ですが、0.9g以上に生育してくれていました。 庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。 耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。 庄川においては、増殖戦略として、サケ稚魚の放流サイズを大きく(0.8g〜1.0g程度)、放流時期を遅く(2月下旬〜3月上旬中心に)できるよう、飼育、放流に取り組んでおります。 前期群には、2.8nHの耳石温度標識、後期群には、2.10nHの耳石温度標識を施標しています。 主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし回析することで、増殖戦略の効果を探るための取り組みです。 大きくなって帰ってきてくれることを心から願っています。 |
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posted at 2022/03/16(Wed) 12:45:02 | |
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