昇順 / 降順
category : サケ

2020/11/26
サケ採卵状況

11/26、この日の採卵で、サケの採卵目標である900万粒を確保することができました。

サケ採卵状況

サケ採卵状況

サケの捕獲は、終盤に差し掛かかり、尾数は減ってきていますが、大きな個体が目立ち、卵も初期からみると大きくなっています。
庄川では、捕獲シーズン終盤になると大型化、メスの割合が多くなる傾向です。

12月上旬には採卵は終了し、12月中旬には、水量調整し、ヤナの撤去となります。

これからは、卵管理、飼育となりますが、放流に向けて尽力していきます。



posted at 2020/11/26(Thu) 18:24:43
修正

2020/11/25
サケ採卵終盤

11月も終わりに近づき、サケの捕獲、採卵も終盤に差し掛かって来ています。

サケ採卵終盤
受精卵、消毒の様子

最終的なサケ捕獲尾数としては、8,000尾前後となりそうで、平年からみると少ない捕獲尾数ですが、採卵目標である900万粒はなんとか達成できそうです。

サケ採卵終盤
発眼卵の様子

10月下旬から採卵してきたものが、発眼し、検卵作業、収容作業に追われています。
これから採卵した分が波のように押し寄せてきますが、丁寧に確実な作業を心がけてやっていきます。

サケ採卵終盤
ふ化したサケ仔魚の様子

収容した発眼卵も順番にふ化してきており、早いものでは、年内に飼育が始まりますので、大切に育てて、健康で元気なサケ稚魚を放流できるよう尽力していきます。
posted at 2020/11/25(Wed) 21:28:29
修正

2020/11/20
11月中旬、サケ遡上ピーク

11月中旬、サケ遡上ピーク

庄川では、11月中旬がサケの遡上のピークであり、例年からみるとまだまだ少ないですが、昨年よりは、多くのサケが捕獲できており、ヤナの下流部にもサケの姿が確認できます。

11月中旬、サケ遡上ピーク

目標である900万粒の採卵は、難しく、必要最低限の採卵数が確保できるかどうかギリギリのラインですが、これからの遡上に期待して、出来る限り採卵していきます。

11月中旬、サケ遡上ピーク
posted at 2020/11/18(Wed) 18:11:02
修正

2020/11/19
富山テレビさんのニュース

富山テレビさんに、サケの繁殖形質調査の様子をニュースにしていただきました。

富山テレビさんのニュース

選別、採卵の様子たけでなく、魚体測定、鱗採取、耳石採取と普段なかなか見ることができない作業の様子を上手くまとめていただき、感謝です。

富山テレビさんのニュース

富山テレビ ニュースオンライン
https://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=6f0bf141e415bd5aba355b3bb5854041

富山テレビさんのニュース
posted at 2020/11/18(Wed) 20:05:02
修正

2020/11/18
サケ繁殖形質調査

例年、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬において、旬毎に、回帰したサケ、雌50尾、雄50尾をサンプリングし、尾叉長 、体重計測、鱗、耳石採集を行なっています。

サケ繁殖形質調査
尾叉長 、体重計測、鱗採取の様子

また、繁殖形質としてメス親魚の卵径および孕卵数が日本各地の水系で調査されています。
庄川においても、例年、遡上のピークである11月中旬に繁殖形質調査を行なっています。
繁殖形質調査では,メス1尾毎に卵の全重量が1g単位で計測され、卵重、孕卵数などを調査します。

サケ繁殖形質調査

サケ繁殖形質調査

本日は、富山テレビさんにちょうど繁殖形質調査の様子を取材していただき、本日の18時のニュースで放送していただけるようです。
時間がある方は、ご覧いただけると幸いです。
posted at 2020/11/18(Wed) 16:01:22
修正

2020/11/17
サケ自然産卵後の斃死魚

11/17、庄川支流鴨川、河口より5.4km地点にあるヤナを乗り越え、産卵した後のサケ親魚♀が、確認されました。

サケ自然産卵後の斃死魚

庄川では、本川、支流、共にヤナを乗り越え、上流域で産卵した親魚の調査を行なっております。

サケ自然産卵後の斃死魚
尾叉長 62.0cm、体重2.03kg、♀

今回確認された個体は、比較的新しく、斃死後5日前後と思われます。
産卵のため、川底を掘り、尾鰭がボロボロで白くなっています。
鴨川は、水草や藻が多く、川底も砂や泥が溜まっており、産卵には厳しい状況ですが、例年、サケも産卵床も確認されますので、無事産卵できていることを願うばかりです。

〜注意〜
内水面(河川、湖沼、用水等)におけるサケの採捕は、水産資源保護法及び富山県内水面漁業調整規則により、通年禁止されています。このため、採捕許可を受けていない者が、これらの区域でサケ及びサクラマスを採捕すると罰せられます。
斃死した個体においても同様ですので、特別採捕許可を得て、捕獲を行っています。

参考URL
富山県> 組織別案内 > 農林水産部 水産漁港課 > サケ及びサクラマス採捕の禁止について
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1615/kj00005838.html

◯内水面(河川、湖沼、用水等)におけるサケの採捕は、水産資源保護法及び富山県内水面漁業調整規則により、通年禁止されています。
 また、サクラマスの採捕は、富山県内水面漁業調整規則により、8月1日から12月31日まで禁止されています。

○ 河口付近の海面(別図に示す区域)におけるサケの採捕は、富山県漁業調整規則により、10月1日から12月31日まで禁止されています。

○ このため、採捕許可を受けていない者が、この期間にこれらの区域でサケ及びサクラマスを採捕すると罰せられます。
(増殖事業実施機関とその従事者以外には採捕を認めていません。)

罰則

○ 内水面におけるサケの採捕禁止規定に違反した者は、水産資源保護法第37条により罰せられます。
(1年以下の懲役、50万円以下の罰金、拘留又は科料)
○ 内水面におけるサクラマスの採捕制限規定に違反した者は、富山県内水面漁業調整規則第40条により罰せられます。
(6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金、又は併科)
○ 河口付近の海面におけるサケの採捕制限規定に違反した者は、富山県漁業調整規則第55条により罰せられます。
(6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金、又は併科)
posted at 2020/11/17(Tue) 18:03:10
修正

2020/11/15
サケ採卵ピーク

サケの捕獲尾数は、例年と比較すると少ないものの、庄川養魚場では、サケ採卵のピークを、迎えています。

サケ採卵ピーク

11/15、314尾の♀サケより865千粒を採卵しました。

サケ採卵ピーク

サケ採卵ピーク

ふ化槽は半分くらい埋まってきていますが、目標までは、まだまだなので、これからの遡上に期待して、少しでも多くの採卵ができるように尽力していきます。
posted at 2020/11/15(Sun) 17:52:40
修正

2020/11/14
支流和田川、サケ産卵

庄川の支流和田川は、発電放水の関係で、常時、毎秒約30トン前後の放水量があります。
通年、水深があり、流速も早い状況です。

支流和田川、サケ産卵

今シーズンは、工事の関係か、放流量が毎秒約5トン前後で安定しており、例年より多くのサケの産卵が確認されています。
新幹線下から約200m上流部までに、産卵床5つ、サケ20尾前後が確認できました。

支流和田川、サケ産卵

和田川の堤防は、サイクリングロードとなっており、地域住民の皆さんの散歩コースになっています。
皆さん、足を止め、自然の営みを観察し、こんなに沢山のサケの産卵を和田川で初めて見た、サケは大きいなぁと感動しておられました。

支流和田川、サケ産卵

水量が少なくなり、確認しやすくなったこともあるかと思いますが、水深、流速も産卵に適した条件になっているように感じます。

ふと川を覗くとサケの産卵を見ることができるというのは、地域の財産でもあると思いますので、守っていけるよう尽力していきます。
posted at 2020/11/14(Sat) 11:19:16
修正

2020/11/08
サケ自然産卵

11/7、南郷大橋、中田橋の橋の上から川の様子を見てきました。

中田橋で確認された、サケの産卵床と親魚の姿
サケ自然産卵

サケ自然産卵

南郷大橋上下1kmは、禁漁区域のため、人が入っていないこともあり、多くの鮎の姿がありましたが、サケの産卵床、サケの姿は見られませんでした。
中田橋下流には、産卵床が3つ、♀1、♂1のペアと♀1に♂3と思われるグループ、計6尾が確認されました。
3日、雨による増水でヤナが沈んでいた際に遡上した個体かもしれません。

サケ自然産卵
南郷大橋上流域の様子

今シーズンは、水量も穏やかな日が続いているので、自然産卵で誕生した生命も順調に生育してくれることを願うばかりです。
posted at 2020/11/07(Sat) 12:06:41
修正

2020/11/07
大門小学校、サケ採卵見学

11/6、射水市立大門小学校の3年生の児童さん達にサケ採卵見学、施設見学をしていただきました。

大門小学校、サケ採卵見学

児童さん達はサケの採卵作業を興味津々に見ていました。

大門小学校、サケ採卵見学

施設内も簡単に見学してもらい、ニジマスに餌やりもしてもらいました。

大門小学校、サケ採卵見学

大門小学校3年生の児童さんには、12月にサケの発眼卵を提供し、ふ化から飼育までして、3月に放流してもらうという取り組みを毎年行なっています。

このような取り組みを通して、庄川やサケ、魚のことに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
posted at 2020/11/06(Fri) 18:52:56
修正
« back « back

page

:: 1 :: 2 :: 3 :: 4 :: 5 :: 6 :: 7 :: 8 :: 9
:: 10 :: 11 :: 12 :: 13 :: 14 :: 15 :: 16 :: 17 :: 18 :: 19
:: 20 :: 21 :: 22 :: 23 :: 24 :: 25 :: 26 :: 27 :: 28 :: 29
::30:: 31 :: 32 :: 33 :: 34 :: 35 :: 36 :: 37 :: 38 :: 39
:: 40 :: 41 :: 42 :: 43 :: 44 :: 45 :: 46 :: 47

+ pplog 3.35 +