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category : サケ

2021/11/29
サケ事前調査、29回目

11/29、サケ事前調査、29回目となりました。

サケ事前調査、29回目

本日、朝は放射冷却の影響で冷え込みが激しかったですが、空気が澄んでおり、河川敷、堤防からは、立山が綺麗に見え、青空が広がる最高のロケーションでの調査となりました。

サケ事前調査、29回目

サケ事前調査、29回目

本日の釣果は、16尾、総合計では、437尾となりました。

残す調査は、12/1と2の2回となりました。
例年ですと、12月に入ると遡上量が少なくなりますが、450尾が見えてきていますので、監視員、調査員の方々には、もう一踏ん張りしていただければ、幸いです。

採卵数もなんとか40万粒を超えました。
皆様の尽力のおかげです。ありがとうございます。
posted at 2021/11/29(Mon) 19:30:06
修正

2021/12/01
サケ事前調査、30回目 横殴りのあられ

12/1、庄川サケ有効利用調査のための事前調査、30回目となりました。
サケ事前調査、30回目 横殴りのあられ

本日は、昨晩からの強風と雨の影響で、8時から毎秒約40トンまで増水、天候も終盤には、横殴りのあられとなる今季一番厳しいコンディションとなりました。

サケ事前調査、30回目 横殴りのあられ

サケ事前調査、30回目 横殴りのあられ

そんな中、監視員、調査員の皆さまには尽力いただき、この状況の中4尾の釣果がありました。

明日は、調査最終日、12月に入り、遡上も少なく、厳しい状況ですが、安全第一で最後まで、事故のないよう努めてまいります。
posted at 2021/12/01(Wed) 15:23:50
修正

2021/12/02
サケ事前調査、31回目 調査終了

12/2、庄川サケ有効利用調査のための事前調査、31回目、最終日となりました。

サケ事前調査、31回目 調査終了

朝から冷え込みが激しく、雨が降り、事前調査中では、最大の毎秒約60トンまで増水となり、非常に厳しいコンディションの最終日となりました。

サケ事前調査、31回目 調査終了

濁りも出ていたので、31回目にして、初めての釣果なしとなってしまうかと思いましたが、調査員様の尽力のおかげで、♂1尾の釣果がありました。

サケ事前調査、31回目 調査終了

この厳しい状況の中、釣果を得られ、シーズン全体では、釣りのみで、♀210尾、♂232尾、合計442尾のサケを捕獲することができました。

冷え込みの激しい日、あられ、強風、濁りの強い日など、シーズンを通して、厳しい状況の日もありましたが、調査が中止になるような、大きな増水もなく、無事、調査を終えることができました。

皆さまのご協力で得られたサケから採卵させていただきましたので、放流まで大切に育てていきます。

来年度以降に、庄川サケ有効利用調査の実施が実現するよう、皆さまの報告書より得られたデータをとりまとめ、ご指摘いただいた内容などを精査し、規則、調査内容の選定などに活かして参ります。

ここまでやってこれたのも、調査にご協力いただいた、調査員、監視員のみなさんのおかげです。
心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

posted at 2021/12/02(Thu) 18:10:27
修正

2021/12/03
KNB放送 2日連続

11/30、12/1とKNB放送で庄川のサケについて、2日連続でニュースなどで取り上げていただきました。

KNB放送 2日連続

KNB放送 2日連続

11/30
旬景とやま リンク
https://www.knb.ne.jp/bangumi/news/article_detail.html?sid=7375&date=20211130&rid=19

KNB放送 2日連続

12/1 ニュース記事 リンク
https://www.knb.ne.jp/nnn/sp/news101d7f7xiv5zftb1t7y.html

旬景とやまの映像は、美しく、感慨深い思いで見てしまいます。
お時間のある方は、リンクより映像を見ていただければ幸いです。

旬景とやま
青い海、白い峰、まばゆい光、動物達のいきいきとした姿。
これらは、すべて、ふるさと富山を象徴する美しい風景です。
富山の旬な風景を美しい映像で綴る「旬景とやま」。
日常の何気ない風景から、過酷な取材を通して撮影できた
貴重な映像まで。ひとりのカメラマンが描く映像の世界が
画面の向こうに広がります。
毎週火曜日放送。
posted at 2021/12/01(Wed) 19:21:34
修正
サケ採卵、終盤

12/3、サケの採卵を行いました。

サケ採卵、終盤

12/2でサケ釣り事前調査が終了し、サケの採卵も終盤になってきています。
これまでに、458.1千粒の受精卵を確保できています。

サケ採卵、終盤

これも事前調査や試験的網漁にご協力いただいた皆様のおかげです。
試験的網漁を12/5に最後に行う予定としていますので、捕獲、採卵も終わりとなります。

サケ採卵、終盤

今シーズンは、捕獲尾数、採卵数が激減していますが、1尾1尾、丁寧に釣りあげていただいたサケから採卵された卵は、収容密度も低いこともあり、例年より発眼率が高く、卵の状況も良い印象です。

これから卵管理、施標作業、仔魚管理、飼育と放流まで、気の許さない日々が続きますが、放流まで、丁寧に大切に育てていきます。
posted at 2021/12/03(Fri) 14:51:34
修正

2021/12/05
今シーズン、最後の捕獲と採卵

12/5、朝から天気も良く、庄川の放水量も毎秒約15トンで安定していました。
本日は、富山県水産研究所と大門漁協の組合員の皆様に、最後のサケ網漁を実施していただきました。

今シーズン、最後の捕獲と採卵
網漁終了の様子

今シーズン、最後の捕獲と採卵
回収されたサケ

オスもメスもボロボロの魚体が目立ちましたが、すぐに採卵できそうなメスも確保され、すぐに庄川養魚場で最後の採卵を行いました。

今シーズン、最後の捕獲と採卵
採卵後、精子をかける様子

捕獲尾数は、全体で、♀324尾、♂334尾、合計658尾となりました。

採卵数は、463.5千粒を確保することができました。

これも、多くの皆様のご協力があっての成果ですので、確保された、卵を放流まで、大切に育てていきます。
本当にありがとうございました。
posted at 2021/12/05(Sun) 17:02:56
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2021/12/06
サケ、サクラマス検卵作業

12/6、サケの捕獲、採卵が終わり、サクラマスやニジマス、サケの卵管理、収容作業を行っています。

サケ、サクラマス検卵作業
サクラマス検卵の様子

検卵機を使用して、死卵と発眼卵を分別しますが、どうしてもそれぞれに混ざってしまいますので、確実に死卵を取り除くため、手作業でも検卵を行います。

サケ、サクラマス検卵作業
サケ検卵の様子

サケ、サクラマス検卵作業
サケ発眼卵

これからは、卵管理、飼育水の管理が重要になってきますので、気を抜かず、確実な作業をおこなっていきます。

posted at 2021/12/06(Mon) 18:01:12
修正

2021/12/13
さけ・ますふ化放流抜本対策事業

3年前より庄川では、さけ・ます資源回復推進事業のさけ・ますふ化放流抜本対策事業として、サケ卵の発眼卵放流を行っており、本年度も続けて、発眼卵放流を行います。

さけ・ますふ化放流抜本対策事業

12/13、発眼卵放流の回帰率を推定するためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。

さけ・ますふ化放流抜本対策事業
200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。
赤紫色でバスクリンのようなイメージです。
ポンプ循環で24時間浸漬させます。

庄川では平成23年度(2011年度)より耳石にバーコード状の温度標識を施標して稚魚放流を行っていますが、ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができるようです。

さけ・ますふ化放流抜本対策事業

施標した発眼卵は、旧日本海区水産研究所の皆様と12/16、17に埋設する予定としています。
雨の影響で増水していますが、当日は、増水なく、天候にも恵まれ、作業が滞りなく進むことを願っています。
posted at 2021/12/13(Mon) 18:55:50
修正

2021/12/14
発眼卵放流群、ALC施標完了

12/14、前日から行なっていたサケ発眼卵へのALC溶液での施標が完了しました。

発眼卵放流群、ALC施標完了
一晩、問題なく、良好にポンプも稼働していました。

発眼卵放流群、ALC施標完了
左:ALC溶液での施標卵 右:通常卵
24時間浸漬させたので、しっかり色がついています。

発眼卵放流群、ALC施標完了

山葡萄のように赤紫色になりました。

表面の色は抜けていきますが、耳石にはしっかり色が残るようです。

施標した発眼卵は、12/16、17に埋設予定です。
増水が続いているので、埋設場所を入念に選ぶ必要があります。
posted at 2021/12/14(Tue) 18:18:17
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2021/12/15
大門小学校の児童さんへ サケ発眼卵受け渡し

12/15、地元、射水市の大門小学校の児童さんにサケ発眼卵の受け渡しを行いました。

大門小学校の児童さんへ サケ発眼卵受け渡し
毎年、総合的な学習の時間「サケの誕生」の授業において、サケのふ化、飼育観察、放流を行ってもらうために、3年生の児童さんに500粒の発眼卵を提供させていただいています。

大門小学校の児童さんへ サケ発眼卵受け渡し

児童さんには、それぞれペットボトルの簡易水槽に3粒の発眼卵を入れて、サケのふ化、飼育観察をしていただきます。

大門小学校さんでは、自然を生かした体験学習を行なっており、河川生物の成長を観察することで、児童さんの興味、関心を高め、自然環境の理解と生命を大切にする心を育むことを目的に、出前授業によるサケの学習、サケの採卵見学やふ化、飼育観察と素晴らしい取り組みをしていただいています。

児童の皆さんには、サケを育てることを通じて、生命誕生のすばらしさを感じとってもらい、地元、射水市の大門地域にサケの養魚場やサケが多く産卵する場所があることなど地域の特色も理解してもらえれば、嬉しいです。
posted at 2021/12/15(Wed) 17:02:06
修正
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