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category : サケ

2021/04/10
サケ類、不漁長期化に危機感

4/9の北日本新聞に、不漁長期化に危機感の記事が掲載されていました。

サケ類、不漁長期化に危機感

サケ類においても、海流の変化や海水温の上昇といった長期的な変化が影響して、近年の漁獲量の激減が起こっているのかもしれません。

解禁から10日が経過したサクラマス漁や秋のサケ漁など、庄川にも大きな影響が出ています。
posted at 2021/04/10(Sat) 19:25:00
修正

2021/03/13
サケ稚魚降河確認

3/13、場内、親司川、鴨川は、雨の影響で濁りの強い状況でした。
3/12にサケ稚魚の全ての放流が完了し、翌朝には、場内のサケ稚魚も濁りに紛れて降河したのか、随分と少なくなっていました。
濁りで見えないかもと思いましたが、流程を確認してきました。

サケ稚魚降河確認
鴨川ゲート、迷入防止板設置場所付近

濁りはありましたが、橋の上や各チェックポイントで多くのサケ稚魚が確認できました。

サケ稚魚降河確認
清水が流れ込む場所に大きな群れ

サケ稚魚降河確認
鴨川、新幹線付近

高低差や迷入が懸念される場所を過ぎ、ストレートで和田川に行ってくれる鴨川の中盤で非常に多くのサケ稚魚が確認でき、無事、順調に降河できているようでホッとしました。

このまま、和田川、庄川を経て、海まで順調に降河し、3,4年後には、大きくなって帰ってきてほしいです。
posted at 2021/03/13(Sat) 22:11:21
修正

2021/03/12
サケ稚魚放流完了

今期のサケ稚魚の放流が、今日を持ちまして終了となりました。
庄川への輸送放流と、流下放流にて稚魚を見送りました。

サケ稚魚放流完了
輸送放流分3池と押し網の様子

サケ稚魚放流完了
稚魚の池上げ

サケ稚魚放流完了
庄川での放流の様子

午前10時の庄川の水温は6.4℃でした。

令和2年度のサケ稚魚放流尾数の合計は、6,126千尾、平均体重0.58g、総重量3,524.2kgとなりました。(場内流下放流は、全体の63.3%)

今シーズンは、大雪や濁りに悩まされましたが、発眼卵放流や場内流下放流を増やすなど、今後に向けて新しい取り組みを増大させることができました。
サケを増やすための様々な取り組みが実を結び、多くのサケが庄川へ帰ってきてくれることを願っています。
posted at 2021/03/12(Fri) 12:24:20
修正

2021/03/11
明日、サケ稚魚放流最終日

サケ稚魚の飼育も終盤を迎え、明日はいよいよ放流最終日となりました。

明日、サケ稚魚放流最終日
明日放流される約1.0gのサケ稚魚

3/8までの放流実績は、5,556.6千尾となっており、最終放流尾数は、6,100千尾前後となりそうです。

明日、サケ稚魚放流最終日
試験的に長期飼育した平均3.68gのサケ稚魚

庄川養魚場の飼育水のメインである、河川水を流入している水路において、用水止めが3/15に実施され、場内の水量が激減することが分かっているので、残り約560千尾を3/12に放流(輸送、流下)し、放流完了となります。
流下放流の割合は65%前後となる予定です。

明日、サケ稚魚放流最終日
最大のものは、4.4gでした。

気象庁のHPリンク
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html

気象庁のHPの海水温を見てみると、富山湾の海水温は、9℃〜12℃と読み取れるので、放流日を3/18まで引き延ばすことも考えましたが、数日の違いである ことと、この後、サクラマス1年魚スモルト放流も行う予定ですので、サケ稚魚は、3/12に放流完了することとしました。

場内からサケ稚魚がいなくなるのは、寂しいですが、3,4年後に多くのサケが帰ってきてくれることを願い、大事に放流します。
posted at 2021/03/11(Thu) 17:01:26
修正

2021/03/08
サケ稚魚放流

本日、午前中は、小雨が降る中、サケの稚魚放流を行いました。
養魚場内からの流下放流と、トラックによる輸送放流を行いました。

サケ稚魚放流
稚魚の池上げの様子

サケ稚魚放流
流下放流の様子

サケ稚魚放流
庄川での放流風景

当初予定していた放流場所が抜かるんでトラックで入れなかったため、急遽、中田橋上流での放流となりました。

サケ稚魚の飼育も残り僅か、名残惜しいですが、元気に海まで行って欲しいです。
posted at 2021/03/08(Mon) 12:25:36
修正

2021/03/05
発眼卵放流、バイバートボックス回収

3/4、午後より、発眼卵放流場所にて、生残率の確認のために、発眼卵と一緒に埋設したバイバードボックス(300粒収容)の回収を行いました。

発眼卵放流、バイバートボックス回収

河川は、毎秒約80トンと埋設場所も少し水量が多めでしたが、なんとか回収することができました。

発眼卵放流、バイバートボックス回収

場所によりバラつきはありましたが、生残率の平均は約85%と高く、発眼卵放流場所にも多くの稚魚が見られ、回収中のボックス内にも稚魚が確認されました。

発眼卵放流、バイバートボックス回収

今シーズンは、全体で、約136万粒の発眼卵を埋設、この造成場所には、約132万粒を埋設し、そのうち54万粒には、耳石にALC標識を施しています。
生残率から算出すると、約112万尾が浮上して、降河してくれたと推測されるので、無事海に出て、3,4年後に大きくなって、庄川へ回帰してくれることを願っています。
posted at 2021/03/05(Fri) 17:39:56
修正

2021/03/04
サケ稚魚放流

本日、快晴で暖かい中、サケ稚魚放流を行いました。

サケ稚魚放流

サケ稚魚放流

平均体重0.74g、503.1千尾の放流となりました。

サケ稚魚放流

10時30分、射水市西広上地先の水温は、6.5℃となっています。

残り、8日、12日、18日(予備日)と放流を予定しており、場内からサケ稚魚はいなくなってしまいます。
寂しい思いですが、3,4年後に大きくなって帰ってきてほしいです。
posted at 2021/03/04(Thu) 12:54:16
修正

2021/03/03
耳石温度標識3区分目、場内流下放流

本日は、養魚場内の飼育池から、耳石温度を施標したサケ稚魚の流下放流を行いました。

耳石温度標識3区分目、場内流下放流

飼育池、下流部のスクリーン、堰板を外し、排水路へと放流されます。
場内から親司川、鴨川を抜けて、和田川、庄川本川を経て、海へ降下します。
夕刻に作業を行いましたので、夜のうちに大部分は降河してくれるものも思われます。

耳石温度標識3区分目、場内流下放流

通常の放流では、トラックに積み込み、庄川本川へ、輸送放流するところですが、流下放流では、積み込み、輸送によるサケ稚魚への負担が軽減され、サケ稚魚が降下したいタイミングで自然に降下してくれるのを待ちます。

耳石温度標識3区分目、場内流下放流
富山テレビさんに流下放流の様子を取材していただきました。
明日は、サケ稚魚の様子を流程の川へ潜って撮影するとのことで、頭が下がります。
5日、金曜日に夕方のニュースで放送予定と伺っています。

富山県、庄川のサケ資源は減少傾向ですので、少しでもサケ稚魚の負担を軽減できるよう、放流手法を改善していければと考えています。

耳石温度標識について
庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。
耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。

庄川においては、サケ稚魚の飼育密度が回帰に与える影響を調査するため、高密度区に2.4nHの耳石温度標識、低密度区に2.6nHの耳石温度標識と異なる標識を施標して放流します。
更に、今年度から、放流時期による回帰率の影響も調査するため、後期群(本日、3/3放流群)では、高密度区に2.8nHの耳石温度標識、低密度区に2.10nHの耳石温度標識を施標しています。
posted at 2021/03/03(Wed) 18:21:19
修正

2021/03/02
サケ飼育池面数最大

本日、午前中は、強風と雨で、池の清掃作業、給餌作業もままならない時間帯もありましたが、午後からは落ち着きました。

サケ飼育池面数最大

サケ飼育池面数最大

午後は、ぐっと気温が下がり、雪の降る時間帯もありました。
午後からの池出しで、無給餌流下放流を行っている浮上槽以外の全ての浮上槽の池出しが完了し、サケ稚魚の飼育池面数23面と今シーズン最大の飼育量となっています。

サケ飼育池面数最大

今シーズンは600万尾前後のサケ稚魚の放流を予定しており、1月下旬からこれまでに半数近くを放流し、現在約300万尾を飼育中です。
明日、3/3は、耳石温度標識3区分目として、約100万尾を流下放流し、3/4にも放流を予定しているので、場内のサケ稚魚はどんどん放流されていきます。

サケ稚魚が場内から減っていくのは寂しい思いですが、海水温が高くなりすぎる前に放流する必要があり、これから3月中旬の放流完了までの2週間前後でどれだけ大きく健康に放流できるかが重要ですので、3,4年後に多くのサケか庄川へ帰って来てくれるよう、もう少しが頑張ります。
posted at 2021/03/02(Tue) 21:44:41
修正

2021/03/01
サケ飼育池面数 場内無給餌流下放流

サケ飼育池面数 場内無給餌流下放流
現在、サケの飼育池面数は21面、3月2日に池出しを2面を行う予定なので、一時的に最大飼育面数は、23面となります。

現在、サクラマス、ニジマスの飼育池もあるので、使用する飼育水量が多い状況ですが、これから、3日に耳石温度標識の流下放流で7面、4日に県買上げ放流で4面と3月中旬までに、順次放流し、サケ稚魚は場内から少なくなっていきます。

これから3月中旬の放流完了までに出来るだけ大きく、健康な稚魚を放流することが重要ですので、もう一踏ん張りです。

サケ飼育池面数 場内無給餌流下放流 サケ飼育池面数 場内無給餌流下放流

2月25日から流下放流開始した、無給餌流下放流群ですが、順調に流下してくれています。
3月1日の積算温度は、920.7℃となっていますが、浮上槽を少し覗くとまだ中にサケ稚魚が確認されました。
またしばらく様子を見ていきます。
posted at 2021/03/01(Mon) 16:59:42
修正
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