2019/12/26 | |
発眼卵放流、作業効率 |
12月24日、25日に行われた発眼卵放流の作業効率が推定されました。 1チーム60分で14.16千粒ということで、非常に高い作業効率でした。 (2016,2017は三面川での作業) これも学生さんたちの頑張りのおかげかと思います。 また、この取り組みを富山テレビさんに取り上げていただきました。 リンク先 https://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=78c6c20c92f5a47d494a51e26886bc0a |
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posted at 2019/12/27(Fri) 18:34:19 | |
【修正】 |
2019/12/27 | |
ALC標識施標-無給餌場内流下放流群 |
本日は、先日の発眼卵放流に引き続き、サケ無給餌場内流下放流群のためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。 通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、輸送放流しています。 庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、トラック輸送、飼育にかかる経費を削減できます。省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。 ふ化槽に発眼卵を収容 200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。 赤紫色でバスクリンのようなイメージです。 ポンプ循環で24時間浸漬させます。 ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、今回は、年明けにももう一度施標して、2つのリングが確認できるようにするため、識別が可能となります。 浮上し、流下するのは、3月に入ってからなので、それまで、滞りなく生育し、放流できること、4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。 |
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posted at 2019/12/27(Fri) 18:59:32 | |
【修正】 |
2019/12/28 | |
人工産卵床の様子 |
南郷大橋を上流から 24日に発眼卵放流をした場所の全景 放流場所拡大 河川の水量が90トンまで上がったので、心配になり発眼卵の放流場所まで行ってきました。 水量は多かったものの、産卵床は砂で目詰まりすることもなく、状態を保っていました。 産卵床付近の水温は9.1℃でした。 |
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posted at 2019/12/28(Sat) 17:01:21 | |
【修正】 |
2019/12/29 | |
川の様子 |
本日、射水広上での天気は晴れ、気持ちの良い日となりました。 南郷大橋上流域 発眼卵放流場所付近の様子 15時の河川水温は、気温が高かったためか9.5℃と高めでした。 河川放流量は毎秒15トンと平水となり、庄川は穏やかに流れています。 富山テレビのカメラマンさんに撮っていただいた発眼卵放流の際の集合写真が届きました。 富山テレビでは、庄川サケの不漁、小型化についてや発眼卵放流について、色々と取り上げていただいています。 下記にリンクを記載しましたので、時間のある時に見ていただければと思います。 富山テレビ発眼卵放流の様子12/25放送 https://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=78c6c20c92f5a47d494a51e26886bc0a |
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posted at 2019/12/29(Sun) 17:25:34 | |
【修正】 |
2019/12/30 | |
サケ浮上、飼育開始 |
2019年、令和元年も残すところ、明日1日となりました。 年末年始、長期休暇の方も多いかと思いますが、庄川養魚場では、サケ、サクラマス、ニジマスが随時、ふ化、浮上してきており、飼育が始まっているものもあるので、年末年始は関係なく、飼育作業に追われています。 10月21日採卵群、積算温度924℃で飼育開始 水温が高い井戸水のみで飼育しているサケ稚魚は、さいのうの吸収が終わり、12月30日に浮上となりました。 浮上時の尾叉長は、3.5cm〜3.8cm、平均体重は、0.38g、元気良く泳いで餌をすぐに食べ始めてくれました。 庄川のサケは、来年、2020年、令和2年の1月下旬頃から放流となります。 それまで、大きく健康なサケ稚魚となるよう、大切に飼育していきたいと思います。 |
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posted at 2019/12/30(Mon) 14:39:06 | |
【修正】 |
2020/01/02 | |
人工産卵床の形 |
今日は、時折小雨が降ったものの、午後3時ごろには日差しもあって、川原を散歩したくなりました。 昨年の12月24日にサケの発眼卵放流をした場所に行ってみると、放流した時に比べ水位が下がっていました。 岸近くでは、人工産卵床の一部が水面から出ている場所も見られました。 通常の産卵床 円形に石が積み上げられたものが点在しています。 列状の産卵床 点在しているはずの産卵床を、石を並べることでダムのように繋げた形です。 川岸近くの流れが緩やかな場所では、効率良く水流を卵に供給できているような、感じを受けます。 どちらの、産卵床も若干、砂の流入は見られるものの、原型をしっかりと維持していました。 南郷大橋を上流から 本日午後3時、南郷大橋周辺の水温は9.2℃でした。 |
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posted at 2020/01/02(Thu) 17:01:00 | |
【修正】 |
2020/01/03 | |
ALC標識施標2回目-無給餌場内流下放流群 |
本日は、2回目のサケ無給餌場内流下放流群のためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。 通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、輸送放流しています。 庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、トラック輸送、飼育にかかる経費を削減できます。省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。 ふ化槽に発眼卵を収容 200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。 赤紫色でバスクリンのようなイメージです。 ポンプ循環で24時間浸漬させます。 ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、無給餌場内流下放流群は、年末と今回の施標で、2つのリングが確認できるようになるため、識別が可能となります。 浮上し、流下するのは、3月に入ってからなので、それまで、滞りなく生育し、放流できること、4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。 |
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posted at 2020/01/03(Fri) 17:56:41 | |
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2020/01/04 | |
施標完了、浮上槽へ収容 |
昨日から施標作業を行なっている無給餌場内流下放流群ですが、無事作業が完了し、浮上槽へ収容しました。 浮上は3月上旬の予定で、浮上したものから、飼育せずに場内より流下放流となります。 無事、浮上まで生育し、降河してくれること、4年後回帰してくれることを心から願っております。 |
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posted at 2020/01/04(Sat) 21:34:03 | |
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2020/01/05 | |
サケふ化仔魚 |
今シーズンは雪の降らない正月で、場内の飼育水温が思うほど低くならず心配していますが、収容したほとんどの発眼卵がふ化し、早い採卵群(10月下旬)のものは、浮上し、随時、飼育が開始しています。 庄川養魚場では、いくつかの異なる飼育水と発眼卵放流群において、浮上稚魚の試験を行なっております。 浮上直後の稚魚を比較して、魚体や健苗性に明確な違いが出るかどうか、楽しみにしています。 |
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posted at 2020/01/05(Sun) 20:49:57 | |
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2020/01/10 | |
枡川鮭漁業生産組合 |
山形県遊佐町、枡川鮭漁業生産組合にて、平成28年に建設された最新式のサケ一貫ふ化場を見学させていただきました。 鳥海山からの豊富な湧水を利用したサケにとっても負担の少なく環境の良い、働く人にとっても効率的に作業のできる施設で参考になることが多くありました。 庄川養魚場においても、様々な増殖場の取り組みを参考に、サケにとっても働く人にとってもより良い増殖ができるよう改善して参ります。 |
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posted at 2020/01/09(Thu) 20:50:39 | |
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