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2019/01 diary

2019/01/25
平成30年度サケ稚魚初放流

本日、朝は靄が立ち込め、気温が低い状況でしたが、午後からは日差しもあり絶好の放流日和となりました。

体重0.4g〜0.8g、尾叉長 3.8〜4.5cmに生育したサケの稚魚をトラックの生簀に積み込み、庄川右岸射水市西広上地先にて放流を行いました。

平成30年度サケ稚魚初放流
サケ稚魚放流、計量風景

平成30年度サケ稚魚初放流
放流の様子

本日は、河原に雪もなく、無事、放流することができ、サケ稚魚達は元気良く泳いでいきました。
放流されたサケ稚魚は、主に4年後に産まれた庄川へ帰ってきます。
今シーズンは、600万尾〜700万尾のサケ稚魚の放流を予定していますので、大きくなって帰ってきてくれるよう大切に育てて放流していきたいと思います。
posted at 2019/01/25(Fri) 17:17:21
修正

2019/01/26
サケ稚魚放流(新聞記事)

本日、朝から雪が降り、場内の気温も0.5℃と厳しい冬を思わせる日となりました。
積雪の心配をしていましたが、射水市広上では、10cm程度の積雪でした。
午後からは晴れ間もありましたが、これから大雪となる予報も出ていますので、積雪など注意したいと思います。

今朝の北日本新聞、富山新聞に昨日のサケ稚魚放流の記事が掲載されていました。

サケ稚魚放流(新聞記事)
北日本新聞の記事

サケ稚魚放流(新聞記事)
富山新聞の記事

庄川ふ化場においては、これから本格的なサケの飼育期間に入ります。
記事にもあるように、1尾でも多くのサケが庄川に帰ってきてくれるよう、元気なサケを放流すべく、大切に育てていきたいと思います。

Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00120034-kitanihon-l16
posted at 2019/01/26(Sat) 14:39:49
修正

2019/01/29
耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流

1月29日、耳石標識コード2,1,2を施標したサケ稚魚の放流を行いました。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
サケ稚魚計測の様子

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施します。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
放流の様子

朝は凍結などありましたが、日中は大きな天候の崩れもなく放流日和でした。
今後の耳石標識魚放流は2月12日に2,4nH群、2月22日に2,6nH群を放流予定です。

耳石温度標識を施したサケ稚魚の放流
耳石に施標された標識


庄川においては、異なる標識を施標したサケ稚魚を同サイズで時期をずらして放流し、主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし解析することで、放流適期を探ろうと取り組んでいます。
4年後には、元気に大きくなってたくさん帰ってきてほしいです。
posted at 2019/01/29(Tue) 17:00:01
修正

2019/01/30
川の様子

本日は、快晴で青空が広がり、朝は放射冷却の影響で凍結していましたが、日中は射水市広上で9.5℃と気持ちの良い陽気となりました。

川の様子
大門大橋下流域の様子

河川は毎秒15トン前後の放流量と水量が少ない状況が続いています。
緩みには、先日放流したと思われるサケ稚魚が元気良く泳いでいるのが確認できました。
順調に海へ向かって降下しているようです。
川においても海に出てからも厳しい生存競争が待ち構えていますが、1尾でも多く庄川へ帰ってきてほしいと願うばかりです。

川の様子
緩みで元気良く泳ぐサケ稚魚
posted at 2019/01/30(Wed) 21:11:19
修正
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