2020/11/03 | |
支流鴨川 |
11/3、雨により本川が少し増水したため、上流部のゴミなどが流れ、ヤナにゴミが掛かり、朝、ヤナが沈んでいたとのことです。 昨晩から今朝にかけて遡上した個体の多くは、ヤナ上流部へ遡上したと予測されます。 支流鴨川の様子 今シーズンは、水量が少ないこともあり、ヤナ上流部では、本川においても、数尾ほどしかサケの目視確認がありません。 庄川の支流和田川の支流鴨川にもサケの遡上がないか確認してきましたが、水草が多く、サケを確認することができませんでした。 昨年と比較しても川底は、ヘドロや砂が増えて、そこに多くの水草が生えてしまっています。 サケの遡上や産卵のことを考えると対策が必要です。 |
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posted at 2020/11/03(Tue) 16:09:33 | |
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サケ発眼 |
10/13に初採卵したサケの受精卵に眼が出てきました。 サケ発眼卵 庄川養魚場では、卵を14℃前後の井戸水で直射日光が当たらないように管理します。 積算温度(一日の平均水温を毎日足して積算したもの)が240℃を超えてくると黒い点のような眼が確認できるようになってきます。 左から、発眼卵、不受精卵(無精卵)、死卵 死卵は水カビの原因となるため、不受精卵と死卵の除去を行う検卵作業を行いますが、不受精卵は、写真のように判別しにくいため、先に軽い衝撃を与えて、不受精卵を白濁させる淘汰作業を行います。 検卵機 発眼卵は、輸送できるほど、衝撃に強いですが、庄川養魚場では、積算温度が300℃を超えて、眼がはっきりとしてから淘汰作業を行い、その翌日に検卵機と手作業で検卵作業を行います。 その後、池や浮上槽に収容し、ふ化、浮上を待ち、年明け頃から順次、飼育が始まります。 毎日のように採卵作業を行うので、作業が波のように押し寄せてきますが、丁寧に作業していきます。 |
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posted at 2020/11/01(Sun) 10:21:03 | |
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