2021/03/01 | |
川の様子 渓流解禁 |
3月1日、本日は、天気良く、午後の場内の気温は20℃と暖かい日となりました。 南郷大橋上流、射水市広上地先の様子 15時、射水市広上地先の河川水温は、9.3℃、発眼卵放流場所は、6.7℃となっています。 発眼卵放流場所 3月1日15時0分の庄川河川放流量は、毎秒約30トンです。 15時から約30トンの予定です。 2日は0時から毎秒約20トン、14時から約40トン、15時から約60トンの予定です。 3日に、発眼卵放流場所にて、発眼卵を入れて埋設したバイバートボックスを回収予定なので、大きな増水とならないことを願います。 渓流解禁のお知らせ 本日、3月1日より百瀬川(内共第13号)のイワナ・ニジマス漁、庄川上流、利賀川(内共第15号)のイワナ・ヤマメ・ニジマス漁が解禁となります。 遊漁期間は3月1日から9月30日までとなります。 小牧ダムより下流、庄川(内共第14号)のサクラマス漁及びヤマメ・ニジマス漁は4月1日より解禁となりますので、お間違えなきようお願いします。 |
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posted at 2021/03/01(Mon) 16:47:42 | |
【修正】 |
サケ飼育池面数 場内無給餌流下放流 |
現在、サケの飼育池面数は21面、3月2日に池出しを2面を行う予定なので、一時的に最大飼育面数は、23面となります。 現在、サクラマス、ニジマスの飼育池もあるので、使用する飼育水量が多い状況ですが、これから、3日に耳石温度標識の流下放流で7面、4日に県買上げ放流で4面と3月中旬までに、順次放流し、サケ稚魚は場内から少なくなっていきます。 これから3月中旬の放流完了までに出来るだけ大きく、健康な稚魚を放流することが重要ですので、もう一踏ん張りです。 2月25日から流下放流開始した、無給餌流下放流群ですが、順調に流下してくれています。 3月1日の積算温度は、920.7℃となっていますが、浮上槽を少し覗くとまだ中にサケ稚魚が確認されました。 またしばらく様子を見ていきます。 |
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posted at 2021/03/01(Mon) 16:59:42 | |
【修正】 |
2021/03/02 | |
アユ稚魚の受け入れ |
本日午前に、中間育成用アユの 受け入れ作業を行いました。 池に入ったアユ稚魚の様子 体重およそ1.3gとまだまだ小さいですが アユ漁解禁まであと3ヶ月と少し たくさん食べて大きくなって欲しいですね。 今後は飼育尾数も多くなりますが 1尾でも多くの命を川へと放せるように尽力します。 |
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posted at 2021/03/02(Tue) 12:03:27 | |
【修正】 |
サケ飼育池面数最大 |
本日、午前中は、強風と雨で、池の清掃作業、給餌作業もままならない時間帯もありましたが、午後からは落ち着きました。 午後は、ぐっと気温が下がり、雪の降る時間帯もありました。 午後からの池出しで、無給餌流下放流を行っている浮上槽以外の全ての浮上槽の池出しが完了し、サケ稚魚の飼育池面数23面と今シーズン最大の飼育量となっています。 今シーズンは600万尾前後のサケ稚魚の放流を予定しており、1月下旬からこれまでに半数近くを放流し、現在約300万尾を飼育中です。 明日、3/3は、耳石温度標識3区分目として、約100万尾を流下放流し、3/4にも放流を予定しているので、場内のサケ稚魚はどんどん放流されていきます。 サケ稚魚が場内から減っていくのは寂しい思いですが、海水温が高くなりすぎる前に放流する必要があり、これから3月中旬の放流完了までの2週間前後でどれだけ大きく健康に放流できるかが重要ですので、3,4年後に多くのサケか庄川へ帰って来てくれるよう、もう少しが頑張ります。 |
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posted at 2021/03/02(Tue) 21:44:41 | |
【修正】 |
2021/03/03 | |
川の様子 |
今日は、朝方に雪がチラつきましたが、次第に天気は回復しました。 庄川は水量は120トンと多いですが、これから減水の予定です。 午後3時庄川の様子 午後3時の水温は6.0℃でした。 3日13時20分の庄川河川放流量は、毎秒約120トンです。 14時から約120トンの予定です。 4日は0時から毎秒約80トンの予定です。 |
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posted at 2021/03/03(Wed) 16:30:04 | |
【修正】 |
耳石温度標識3区分目、場内流下放流 |
本日は、養魚場内の飼育池から、耳石温度を施標したサケ稚魚の流下放流を行いました。 飼育池、下流部のスクリーン、堰板を外し、排水路へと放流されます。 場内から親司川、鴨川を抜けて、和田川、庄川本川を経て、海へ降下します。 夕刻に作業を行いましたので、夜のうちに大部分は降河してくれるものも思われます。 通常の放流では、トラックに積み込み、庄川本川へ、輸送放流するところですが、流下放流では、積み込み、輸送によるサケ稚魚への負担が軽減され、サケ稚魚が降下したいタイミングで自然に降下してくれるのを待ちます。 富山テレビさんに流下放流の様子を取材していただきました。 明日は、サケ稚魚の様子を流程の川へ潜って撮影するとのことで、頭が下がります。 5日、金曜日に夕方のニュースで放送予定と伺っています。 富山県、庄川のサケ資源は減少傾向ですので、少しでもサケ稚魚の負担を軽減できるよう、放流手法を改善していければと考えています。 耳石温度標識について 庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。 耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。 庄川においては、サケ稚魚の飼育密度が回帰に与える影響を調査するため、高密度区に2.4nHの耳石温度標識、低密度区に2.6nHの耳石温度標識と異なる標識を施標して放流します。 更に、今年度から、放流時期による回帰率の影響も調査するため、後期群(本日、3/3放流群)では、高密度区に2.8nHの耳石温度標識、低密度区に2.10nHの耳石温度標識を施標しています。 |
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posted at 2021/03/03(Wed) 18:21:19 | |
【修正】 |
2021/03/04 | |
サケ稚魚放流 |
本日、快晴で暖かい中、サケ稚魚放流を行いました。 平均体重0.74g、503.1千尾の放流となりました。 10時30分、射水市西広上地先の水温は、6.5℃となっています。 残り、8日、12日、18日(予備日)と放流を予定しており、場内からサケ稚魚はいなくなってしまいます。 寂しい思いですが、3,4年後に大きくなって帰ってきてほしいです。 |
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posted at 2021/03/04(Thu) 12:54:16 | |
【修正】 |
2021/03/05 | |
発眼卵放流、バイバートボックス回収 |
3/4、午後より、発眼卵放流場所にて、生残率の確認のために、発眼卵と一緒に埋設したバイバードボックス(300粒収容)の回収を行いました。 河川は、毎秒約80トンと埋設場所も少し水量が多めでしたが、なんとか回収することができました。 場所によりバラつきはありましたが、生残率の平均は約85%と高く、発眼卵放流場所にも多くの稚魚が見られ、回収中のボックス内にも稚魚が確認されました。 今シーズンは、全体で、約136万粒の発眼卵を埋設、この造成場所には、約132万粒を埋設し、そのうち54万粒には、耳石にALC標識を施しています。 生残率から算出すると、約112万尾が浮上して、降河してくれたと推測されるので、無事海に出て、3,4年後に大きくなって、庄川へ回帰してくれることを願っています。 |
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posted at 2021/03/05(Fri) 17:39:56 | |
【修正】 |
2021/03/06 | |
川の様子 |
今日は一日を通して、風の強い肌寒い日となりました。 庄川の水量は60トンですが、幾分多く感じられます。 午後3時、庄川の様子 水温6.0℃ 濁り無し |
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posted at 2021/03/06(Sat) 16:50:32 | |
【修正】 |
2021/03/07 | |
川の様子 |
本日は、曇り、肌寒い日となり、風が冷たいです。 15時、射水市広上地先での河川水温は、6.6℃となっています。 7日13時40分の庄川河川放流量は、毎秒約60トンです。 14時から約60トン、16時から約90トンの予定です。 8日は0時から毎秒約90トン、11時から約60トン、16時から約90トンの予定です。 水温を計測していると、カモメが沢山確認されました。 南郷大橋上流域、河口から12kmほどですが、海から来たのでしょうか 明日は、サケ稚魚の放流を予定しています。 大きな魚や鳥などが沢山いる厳しい自然へ放たれ、稚魚達の過酷な旅が始まります。 3,4年後には、1尾でも多く庄川へ帰ってきてほしいものです。 |
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posted at 2021/03/07(Sun) 14:12:30 | |
【修正】 |
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