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2019/11 diary

2019/11/30
庄川鮭まつり最終日

ここ数日は、朝の冷え込みが激しく、気温が低い日が続いています。
本日、日中は、天気良く、肌寒いですが、気持ちの良い日となりました。

庄川鮭まつり最終日

高岡市石瀬のサケ捕獲施設、簗場で開催されている庄川鮭まつりですが、本日が最終日となりました。
天気も良く、多くの方が訪れて、鮭掴みどりやサケ汁を堪能されていました。

庄川鮭まつり最終日
子供達や女性も楽しめる鮭の掴みどりの様子
左手が素手なのが粋ですね

今シーズンは、鮭が過去に例のない程の大不漁で鮭まつり、採卵においても厳しいシーズンとなりました。
多くの人が、楽しめ、鮭や庄川に興味を持ってもらえる良い機会になるので、鮭資源の減少が心配されますが、このような祭りを後世に残していけるよう尽力していきます。

庄川鮭まつり最終日
posted at 2019/11/30(Sat) 18:03:03
修正

2019/11/29
サクラマス発眼卵移設

サクラマスの発眼卵を利賀村の養魚場に
移設収容しました

サクラマス発眼卵移設


サクラマス発眼卵移設
サクラマス発眼卵

サクラマス発眼卵移設
卵収容した浮上槽


利賀村は、積雪があり、百瀬川の伏流水からひいている飼育水温は、7.8℃と射水市の庄川ふ化場の飼育水温14℃前後に比べて、低く濁りもありません。
posted at 2019/11/29(Fri) 17:27:58
修正

2019/11/28
川の様子

本日は雨時々曇りとすぐれない天気でした。風も強く吹き冬に段々と近づいて来ています。
河川水温は10.4℃
川の様子
煙突の煙も横になって風が強いことがうかがえます。
川の様子

今月11月30日まででアユ漁が終了致します。お間違えの無いようお願い致します。
posted at 2019/11/28(Thu) 16:33:53
修正

2019/11/27
鴨川での自然産卵

庄川の支流和田川の支流鴨川にて、サケの自然産卵が確認されました。

鴨川での自然産卵

更にその分流にも、産卵後のサケ、産卵床が確認され、ヤナを乗り越えた個体が自然産卵してくれているようです。

鴨川での自然産卵
1尾でも多く、生育してほしいものです。

鴨川での自然産卵
鴨川の様子
posted at 2019/11/27(Wed) 18:43:40
修正

2019/11/26
川の様子

15時、射水市広上地先での河川水温は12.1℃となっています。
大分、低くなってきました。

川の様子

川の様子
posted at 2019/11/26(Tue) 16:20:05
修正

2019/11/25
サケ採卵

庄川においては、11月中旬のピークを過ぎても、サケの捕獲尾数が伸びず、捕獲されるサケもメスの割合が多くなってきており、捕獲も終盤に差し掛かってきています。

サケ採卵
サケの受精卵

11月25日現在での採卵数は、約440万粒と採卵計画数である900万粒の半分にも達しておらず、これから12月上旬まで採卵は続きますが、計画数には届きそうにありません。

終盤に、少しでも多くのサケが遡上し、採卵できることを願うばかりです。
posted at 2019/11/25(Mon) 17:35:51
修正

2019/11/24
庄川鮭まつり

河口から5.4km付近、高岡市石瀬地先庄川左岸に設置されている鮭捕獲のためのヤナ施設のある河川敷にて、11月の土日祝日には、鮭まつりが開催されています。

庄川鮭まつり
鮭まつり、掴み取り池様子

鮭まつりでは、鮭捕獲のためのヤナ施設を見学でき、鮭掴み取り、鮭鍋を楽しめます。
鮭の加工品の販売も行われており、タイミング合えば、鮭の水揚げ、選別作業も見学できます。

庄川鮭まつり
鮭を追いかける子供の様子

23日、24日は、天気にも恵まれ、多くの方が来場されていました。
子供達が楽しそうに鮭を追いかけ、美味しい鮭鍋を食べて、庄川の鮭を堪能していました。

庄川鮭まつり
鮭捕獲のためのヤナ施設

ヤナの下流部には、遡上してきた鮭が確認でき、見学者は歓声を上げていました。
鮭の遡上は、少なくなってきていますが、鮭まつりは、地域や多くの人々に、鮭や川に興味を持ってもらう非常に貴重な機会となっていると感じます。
鮭まつりを後世に残していくためにも、鮭資源を維持、増大させるべく尽力していきます。

開催日は、残すところ、11月30日のみとなりました。
お時間のある方は、是非、足を運んでみていただければと思います。
posted at 2019/11/24(Sun) 18:35:47
修正

2019/11/23
サケ繁殖形質調査

例年、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬において、旬毎に、回帰したサケ、雌50尾、雄50尾をサンプリングし、尾叉長 、体重計測、鱗、耳石採集を行なっています。

サケ繁殖形質調査
尾叉長 、体重計測の様子

また、繁殖形質としてメス親魚の卵径および孕卵数が日本各地の水系で調査されています。
庄川においても、例年、遡上のピークである11月中旬に繁殖形質調査を行なっています。
繁殖形質調査では,メス1尾毎に卵の全重量が1g単位で計測され、卵重、孕卵数などを調査します。

サケ繁殖形質調査
繁殖形質調査の様子

今年の庄川サケは、過去に例のない程の不漁であることに加え、尾叉長 60cm未満の小型サケが多く確認されています。
昨年から、小型サケは、サンプリングし、研究機関に回析していただいていますが、今年は、昨年を遥かに上回る個体数をサンプリングしています。

サケ繁殖形質調査
小型サケ

複合的な要因があり、不漁や小型化の原因究明は、非常に困難なことかとは思いますが、全国各地で実施されている様々な調査、研究により、有効な具体的対策が迅速に講じられることを願うばかりです。
posted at 2019/11/20(Wed) 16:30:26
修正

2019/11/22
川の様子

本日、射水市広上での天気は、曇り、気温も水温も低くなってきました。

川の様子
中田橋上流域の様子

射水市広上地先の河川水温は、13.2℃となっています。

川の様子
水道管橋付近の様子

川の様子
自然産卵後のサケ確認

サケ稚魚放流地点付近にて、産卵後の斃死親魚が4尾(♀1尾、♂3尾)、近くに産卵床も確認されました。
posted at 2019/11/22(Fri) 17:00:04
修正

2019/11/21
川の様子、サケのふ化、自然産卵

川の様子

川の様子、サケのふ化、自然産卵


川の様子、サケのふ化、自然産卵
南郷大橋上流域で、自然産卵を終えた雄のサケ親魚が確認されました。
死後数日しか経っていなさそうな状態でした。

川の様子、サケのふ化、自然産卵
庄川ふ化場内では、10月15日に採卵した、サケ卵のほとんどがふ化完了しています。
庄川ふ化場の井戸水は14℃前後です。
積算温度(受精から毎日の平均水温を足して累積した温度)で、450℃前後よりふ化が始まり、500℃を超えてくると、ほとんどの卵のふ化が完了します。

10℃前後の水温で管理するのが理想なので、河川水と井戸水を混合して、飼育管理しますが、年々、河川水量が少なくなったり、水温がなかなか下がらず、苦労しています。

写真は曝気した井戸水での浮上試験のものです。
サケマス類の管理は、仔魚期、浮上までが、重要と考えており、様々な試験を行なって、良い手法を模索しています。
水温が高いので、年内で浮上、餌やりが始まりますが、放流まで元気に育ってほしいものです。

posted at 2019/11/21(Thu) 17:56:32
修正
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