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2018/10 diary

2018/10/31
遡上系サクラマスの採卵2

本日、午後4時の南郷大橋付近の水温は14.6℃でした。
一日通して、肌寒い天気でしたが、庄川漁連では、サケとサクラマスの採卵を行いました。
ヤナで捕獲し庄川ふ化場で畜養していた遡上系のサクラマスも採卵しました。

遡上系サクラマスの採卵2
体長65p、体重3.4kg

遡上系サクラマスの採卵2
サケと同様に、腹を裂き採卵します。

遡上系サクラマスの採卵2
3800粒の良質な卵が採れました。

今年は、サケも今のところ、あまり捕れていませんが、
サクラマスに関しても、ヤナでの捕獲は、2尾だけです。
これからの、漁獲が増えることを願うばかりです。
posted at 2018/10/31(Wed) 17:12:27
修正

2018/10/29
朝日町宮崎漁港にて耳石調査

本日は庄川漁連から職員2名が、朝日町宮崎漁港へ出向いて、
鮭の回帰親魚調査に協力しました。
当初は80尾の鮭の計測を行う予定でしたが、
鮭が不漁らしく、雄の検体、70尾での実施となりました。

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
まずは、鮭1尾ずつにナンバリングを行い。
体長、体重、成熟度合を記録した後、鱗採取

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
頭部を切断

朝日町宮崎漁港にて耳石調査
耳石の採取を行います。

作業は2時間ほどで、完了しましたが、鮭の不漁が気がかりでした。

今回の調査は、平成27年度まで実施された、さけます資源高品質化事業の放流効果を確認するための、回帰親魚効果調査で、高品質なさけ・ます資源の放流適地を把握するため、鮭親魚の耳石を調べ、放流地域を特定するための調査です。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施標します。

庄川では、2011年より毎年、標識を施したサケ稚魚を放流していますので、今回調査した回帰親魚に庄川のものが含まれている可能性もあります。
今後の調査結果が楽しみです。
posted at 2018/10/29(Mon) 16:07:51
修正

2018/10/28
遡上系サクラマスの採卵

本日、午後2時半、南郷大橋周辺の水温は15.2℃でした。
庄川の状況は、水温がやや低下したものの、水位、濁りともに大きな変化はないので、
昨日の簗で捕れた、サクラマスの採卵風景を記述します。
遡上系サクラマスの採卵
体長66p、体重2.7kg雌
遡上系サクラマスの採卵
採卵の様子
遡上系サクラマスの採卵
採れた卵の状態
遡上系の卵は、庄川漁連で飼育しているサクラマスの卵よりも、
赤みがかった色をしています。
遡上系の雄は、簗で捕獲できなかったため、庄川漁連で飼育している雄を使い、
受精しました。
今回使用した雌はすでに河川にて産卵していたようです。
残りの卵を採取したため、卵の数は少なめです。
posted at 2018/10/28(Sun) 16:16:54
修正

2018/10/27
サケ初水揚げ

朝から雨が降り、肌寒い日となりました。
本日は、報道、記者室関係者を招いての、サケの初水揚げとなりました。

サケ初水揚げ
捕獲カゴからの捕獲の様子

オス44尾、メス26尾の計70尾のサケ親魚、サクラマスのメス親魚1尾が捕獲されました。

サケ初水揚げ
積み込みの様子

捕獲、積み込んだサケ親魚は射水市広上の庄川ふ化場へ運搬、蓄養し採卵します。
本日は、メス28尾から約7万粒を採卵しました。

サケ初水揚げ
選別の様子

計画では、約900万粒の採卵を予定しています。
庄川では11月中旬が遡上のピークですので、これからの豊漁に期待したいです。
採卵したサケの受精卵は、来年の放流に向けて大切に育てていきます。
posted at 2018/10/27(Sat) 16:43:06
修正

2018/10/26
サケ自然産卵

これからの季節、庄川では、遡上したサケ親魚、産卵床、産卵後斃死した親魚やタイミングが良ければペアリングし産卵している様子を確認することができます。

サケ自然産卵
産卵後、斃死したサケ親魚

禁漁区域になっている南郷大橋上下流1,000mの2,000m程を調査してきました。
産卵後、斃死したと思われるサケ親魚が2尾、水量が15トン、40トンと増減を繰り返しているため、河床の石が流れで動いた可能性もありますが、産卵床が1箇所確認されました。
斃死した親魚は日にちが経過しているようでしたので、ヤナ設置前に遡上したものと考えられました。

サケ自然産卵
産卵床

河口より約5km地点の高岡市石瀬において、サケ捕獲のためのヤナが設置してありますが、増水やゴミによりヤナが沈むこともあり、ヤナを乗り越えて上流へ遡上したサケの自然産卵を湧水の豊富な本川の浅瀬、支流などで確認できます。
庄川サケの遡上のピークは、11月中旬となります。
その時期には多くのサケを見ることができますので、安全に十分配慮して、橋の上や河川敷より川を眺めていただければと思います。

サケ自然産卵
南郷大橋上流域の様子

水産資源保護法により、内水面におけるサケの採捕は、特別な場合(漁協の増殖事業や学校教育等)を除いて禁止されています。
なお、南郷大橋上流1000mから南郷大橋下流1000mまでの区間は10月1日から11月30日まで禁漁区(水産動物採捕禁止)となっておりますので、お間違えないようにお願いします。
posted at 2018/10/26(Fri) 13:41:23
修正
アユ仔魚ふ化

10月9日に採卵したアユの卵がふ化して、仔魚が確認されました。

アユ仔魚ふ化
ふ化したアユ仔魚

まだふ化し始めのため、数が少なく、透明なので、目を凝らさないと見えません。

アユ仔魚ふ化
ふ化したアユ仔魚 拡大

ふ化のピークを過ぎた3日〜4日後を目安に餌のワムシを与え始める予定です。

アユ仔魚ふ化
池に収容された卵の様子

これから放流まで、長い飼育期間になりますが、大切に育てていきます。
posted at 2018/10/26(Fri) 12:25:16
修正

2018/10/25
川の様子

本日、射水市広上での天気は晴れです。
過ごしやすく気持ちの良い日となっています。

川の様子
新幹線高架橋上流域の様子

庄川本川放流量予定
25日16時0分の庄川河川放流量は、毎秒約40トンです。
16時から約40トン、22時から約15トンの予定です。
26日は0時から毎秒約15トン、15時から約40トン、22時から約15トンの予定です。

川の様子
南郷大橋下流域の様子

河川水温は16.3℃、少しずつですが、水温も下がってきています。
posted at 2018/10/25(Thu) 16:48:51
修正

2018/10/24
サケ初採卵

本日は、サケの初採卵を行いました。

サケ初採卵
採卵、受精の様子

先日、場内に蓄養したメス親魚を選別し、7尾のメス親魚から、2万粒の卵を採卵しました。
計画では、12月上旬一杯までに900万粒の採卵を予定していますので、まだまだこれからです。

サケ初採卵
体重、尾叉長 計測の様子

また、庄川では、10月下旬から12月上旬の5旬にかけて、メス50尾、オス50尾の体重、尾叉長 の計測、鱗、耳石の採取を行っています。
庄川のサケについて、データを蓄積し解析するために、長年続いている重要な作業です。

サケ初採卵
採卵された2万粒の受精卵

綺麗な受精卵です。
来年1月末から3月の放流に向けて、大切に育てていきます。
posted at 2018/10/24(Wed) 21:07:51
修正

2018/10/23
ヤナの様子

本日も天気良く過ごしやすい秋を感じる日和となりました。

ヤナの様子
高岡市石瀬ヤナ場の様子

本川の水量は毎秒15トン〜20トンで推移していますが、高岡大橋下流で和田川と合流し、水量は多くなります。

ヤナの様子
捕獲カゴの様子
遡上しようとサケが盛んにジャンプしています。
迫力があります。
posted at 2018/10/23(Tue) 18:02:24
修正

2018/10/22
禁漁区域です

南郷大橋の下でサクラマスを見かけた。との情報があり、
水温を測りに行ったついでに周辺を見てくると、50pくらいの魚体が2尾、
連れ添って泳いでいるのが見えました。
遠目であったため、はっきりとサクラマスかどうか、断言はできませんが、
警戒心が強く、発見後すぐに深みに逃げていきました。
禁漁区域です
南郷大橋を下流から
禁漁区域です
サクラマスらしき魚体目撃現場周辺(瀬からの流れ込み)
禁漁区域です
水の様子
今日も庄川の水は澄みわたっています。
午後三時半の南郷大橋周辺の水温は17.2℃でした。
南郷大橋周辺は、今の時期は禁漁区域となっています、
アユを捕まえていた人を見たという話も入ってきています。
川を愛する気持ちとモラルを持って、禁漁区域での生物採取を行わないようにしてください。
posted at 2018/10/22(Mon) 17:16:31
修正
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