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2020/12 diary

2020/12/31
ゆく年

本日は、今季初の除雪車が庄川漁連にやってきました。
昼を過ぎてからでしたが、来てくれると、心強いです。
事務所の周りは、職員が手掛けた融雪システムが随時作動しているので、いつでも快適に車が停められます。

ゆく年
庄川漁連、事務所周りの様子

天気予報通り、一日中、雪が降っていましたが、水温測定をするために、庄川へと車で向かいました。
川原の積雪は、20cmほどでしたが、用心して河原を歩いて、水温観測地点まで行くことにしました。

ゆく年
発眼卵放流地点の様子

一面の銀世界と言えば聞こえは良いですが、歩いてみると、たまったもんじゃないです。
そのうち、雲行きが怪しくなり、吹雪になりました・・・
ホワイトアウトです。

ゆく年
まだ晴れている時の河原に停めた車の様子

ずいぶん遠くに停めてきたことを後悔しましたが、5分ほどで晴れてきたので助かりました。

本年も残すところあと僅かとなりました。
コロナ禍で世界的にも大変な年となりましたが、皆様には格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
来年も皆様にとって良い年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

posted at 2020/12/31(Thu) 16:45:43
修正

2020/12/30
ALC、2回目の施標完了

12/30、2回目の施標作業を行なっている無給餌場内流下放流群ですが、無事作業が完了し、浮上槽へ収容しました。

ALC、2回目の施標完了

ALC、2回目の施標完了

浮上は2月下旬から3月上旬の予定で、浮上したものから、飼育せずに場内より流下放流となります。
無事、浮上まで生育し、降河してくれること、4年後回帰してくれることを心から願っております。
posted at 2020/12/30(Wed) 19:55:30
修正
川の様子

15時、射水市広上地先での気温は、0.8℃。
川の様子

河原も真っ白です。

川の様子

河川水温は、5.6℃となっています。
気温が下がり、河川水温も低下しました。

川の様子
発眼卵放流場所は、8.9℃、湧水の影響で場所によって水温が異なりますが、本川より高くなっています。

posted at 2020/12/30(Wed) 19:51:32
修正
消雪

消雪

消雪

消雪

対策していた井戸水での消雪は、上手く機能してくれたようです。
これから更に積雪が増えてくるので、明日の朝が心配です。
posted at 2020/12/30(Wed) 19:17:27
修正
午後から大荒れ

午後からは強風と霰で外で作業できないくらい大荒れとなり、あっという間に雪が積もりました。

午後から大荒れ

午後から大荒れ

午後から大荒れ

注水がゴミで詰まってしまわないよう、対策に追われました。
積雪はなんとかなりますが、強風には敵いません。
大きな災害などにならないことを願うばかりです。
posted at 2020/12/30(Wed) 19:14:46
修正
雪対策

12/30、午前中は、雨、午後から雪となり、年末年始は大雪の予報となっているので、井戸水をホースで分配して、消雪するため段取りしました。

雪対策

雪対策

雪対策

雨により、場内に強い濁りが入ってきていますが、積雪で落ち着いて欲しいところです。
posted at 2020/12/30(Wed) 19:01:46
修正

2020/12/29
ALC標識施標2回目-無給餌場内流下放流群

12/29、2回目のサケ無給餌場内流下放流群のためのアリザリンコンプレクソン(ALC)標識を施す作業を行いました。

ALC標識施標2回目-無給餌場内流下放流群

通常のサケ稚魚放流では、給餌し、大きくしてから、トラックへ積み込み、本川へ輸送放流しています。
庄川ふ化場の排水はいくつかの支流を経て、庄川へつながっているので、場内から流下放流したものが、庄川、海へ行き、親魚として回帰してくれれば、積み込み、トラック輸送にかかる労力、経費を削減できます。
省コストだけでなく、トラック輸送によるストレスもなくなりますし、回帰親魚が場内まで戻ってきてくれる可能性もあるので、楽しみです。

ALC標識施標2回目-無給餌場内流下放流群
ふ化槽に発眼卵を収容し、200ppmとなるよう調整したALC溶液を流し込みます。
赤紫色でバスクリンのようなイメージです。
ポンプ循環で24時間浸漬させます。

ALC標識施標2回目-無給餌場内流下放流群

ALC溶液による施標では耳石に蛍光顕微鏡で確認できる色のリングができますが、発眼卵放流では1回施標で1つのリング、無給餌場内流下放流群は、間を開けて、2回施標し、2つのリングが確認できるようになるため、識別が可能となります。

浮上し、流下するのは、3月に入ってからなので、それまで、滞りなく生育し、放流できること、4年後の回帰親魚から良い結果が得られることを心より願っています。
posted at 2020/12/29(Tue) 18:14:31
修正
川の様子

本日は、穏やかな日となりました。

川の様子
15時、射水市広上地先での河川水温は、8.6℃となっています。

川の様子
発眼卵放流場所は、8.8℃でした。

これから年末年始は、寒波により大雪の予報となっています。
サケの飼育にとっては、雪が降ってくれた方が良いのですが、災害などないよう程々に積雪して欲しいところです。
posted at 2020/12/29(Tue) 18:05:14
修正

2020/12/28
養魚場内、サクラマス移動

今日は、久しぶりに穏やかな晴れ間もあり、
養魚場内で1年飼育したサクラマスの移動を行いました。
池の面積が広くなって、ノビノビと稚魚は泳いでいました。

養魚場内、サクラマス移動
養魚場内で放流する様子

4tトラックで4池分、4往復の移動となりました。
放流を終えて幸せな気分でした。
posted at 2020/12/28(Mon) 17:02:02
修正

2020/12/27
サケ検卵機修理

庄川養魚場のサケ卵管理は終盤戦を迎えており、年内には完了する予定となっています。
しかし、まだまだ検卵作業が残っているところで、良卵と死卵を選別するための検卵機が急に調子が悪くなってしまいました。

サケ検卵機修理

死卵を弾くベロの動きが不安定で選別ができていない状態となりました。

サケ検卵機修理
急遽、業者の方に修理をしていただきました。
症状が出たり出なかったりと原因がなかなか掴めないところでしたが、タイミング良く症状が出てくれて、死卵を判断して信号を出している部品に不具合があることが判明しました。
部品交換をしたところ、正常に作動してくれるようになりました。

サケ検卵機修理
人が手作業で行うと1日はかかってしまう10万粒の検卵を20分〜30分でできるので、1,000万粒の卵を処理する庄川養魚場では、必要不可欠な検卵機です。
庄川養魚場で一番の働き者と言っても、過言ではありませんね

庄川サケふ化放流事業では、毎年、毎年、予期せぬ様々な苦難が押し寄せますが、関係各所の皆様のお陰で、なんとかやっていけています。
今シーズンもこれから仔魚管理、飼育となりますが、気を引き締めて作業し、健康で元気な稚魚を放流できるよう、尽力していきます。
posted at 2020/12/24(Thu) 18:25:57
修正
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