» サケ放流 | date : 2019/03/12 | |
本日は、今シーズン最後のサケ稚魚放流を行いました。 朝から雨が降ったり止んだりと、肌寒い状況でしたが、サケ稚魚達は元気に泳いでいきました。 3月8日のサケ稚魚給餌の様子 今シーズンは、捕獲が伸びず、H20年〜H29年平均捕獲尾数26,865尾に対して、10,563尾、過去10年平均の39%と、親魚確保が非常に厳しい状況の中、サケマス協議会をはじめ、関係各位の皆さまの協力もあり、9,310千粒を採卵し、8,795千粒の発眼卵を確保することができました。 積み込みの様子 収容卵数7,818千粒に対して、7,390千尾のサケ稚魚を放流し、生残率は94.5%でした。 雪の少ないシーズンとなりましたが、全体を通して水温は低く安定しており、河川水の藻、ヘドロも例年と比較して少なく、仔魚期においても、大きな問題はなく、飼育、給餌状況も良好で、無事放流までこぎつけました。 放流の様子 今季は新規事業として、200千粒の発眼卵放流を実施し、生残状況を確認したところ、生残率97.8%、194〜197千尾が稚魚に育って川を下ったと考えられ、良好な結果が得られました。 今後は、リスク分散、省力化、省コスト化の観点からも、養魚場で管理した飼育魚の放流だけでなく、河川を利用した増殖手法や自然産卵を促すなど、野生魚の保全に目を向けた取り組みを推進し、サケ資源の増大につなげていきたいと考えています。 ↓↓↓↓2019年3月8日、サケ稚魚給餌の様子↓↓↓↓ サケ稚魚たちを放流し、寂しい思いもありますが、4年後、大きくなって庄川に沢山帰ってきてくれることを期待したいです。 |
||
posted at 2019/03/12 17:41:29
lastupdate at 2019/03/12 17:43:21 »category : サケ 【修正】 |