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» うなぎ石倉カゴ魚礁モニタリング date : 2017/06/14
鰻生息環境改善支援事業として、昨年の7月29日に、庄川右岸大門大橋下流にてうなぎ石倉カゴ魚礁を設置しました。

6月14日、10基設置した石倉カゴのうち3基のモニタリングを行いました。
今回が第3回目のモニタリング調査となります。

うなぎ石倉カゴ魚礁モニタリング
クレーン作業にて石倉カゴを引き上げる様子

モジ網を引き上げてから、クレーン作業にて石倉カゴを引き上げ、石倉カゴ魚礁内の石を取り出し、モジ網内に入った魚類等を採取しました。
3基調査を行い1本、ウナギを採取することができました。

うなぎ石倉カゴ魚礁モニタリング
採取された68cm、540gのうなぎ

採取したウナギは、麻酔をかけ、重量、全長、胴回りの計測を行いました。
ウナギは5尾すべてにおいて、肛門の前方2〜3cmの腹側にカッターで腹腔まで達するよう切れ目を入れてピットタグを差し込みました。

ピットタグとは埋め込み式のタグで、腹部に埋め込むことで、次回のモニタリングの際に専用読取機を使ってタグを摘出することなくコードを読み取ることができ、個体の判別が可能となります。

うなぎ石倉カゴ魚礁モニタリング
その他の採取された生物

ウナギ以外の生物として、モクズガニ、ザリガニ、ウシガエルのオタマジャクシ、ハゼ類、カワヤツメなどが採取されました。

ウナギを含め、様々な生物を採取することができ、ウナギとウナギの餌料になる魚介の棲み処としての効用が確認できました。
ピットタグを入れたウナギは、再放流し、今後も定期的にモニタリングを行っていく予定です。
  posted at 2017/06/15 11:23:20
lastupdate at 2017/06/15 11:23:20
»category : ウナギ修正

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