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» サケ回帰親魚効果調査のための耳石採取 date : 2016/10/25
10月25日(火)に朝日町宮崎にあります、宮崎漁港内にて沿岸で捕獲されたサケ親魚の耳石採取を行ってきました。

平成27年度まで実施のさけます資源高品質化事業の放流効果を確認するための、回帰親魚効果調査でありまして、本州鮭鱒増殖振興会の依頼をうけ実施を行いました。

サケ回帰親魚効果調査のための耳石採取
鱗採取の様子

サケ親魚♀40尾、♂40尾について調査を行いました。
魚体測定後、鱗を採取し、カボチャカッターで頭部を切り、耳石を採取しました。

サケ回帰親魚効果調査のための耳石採取
バランス器官である耳石は、頭の脳の裏側にあります

高品質なさけ・ます資源の放流適地を把握するため、鮭親魚の耳石を調べ、放流地域を特定するための調査です。

庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。

耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施します。

サケ回帰親魚効果調査のための耳石採取
耳石採取の様子

庄川では、2011年より毎年、標識を施したサケ稚魚を放流していますので、今回調査した回帰親魚に庄川のものがヒットしている可能性もありますので、調査結果が楽しみです。
  posted at 2016/10/27 12:10:37
lastupdate at 2016/10/27 12:10:37
»category : サケ修正

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