» サケ稚魚放流 耳石温度標識魚、放流完了 | date : 2022/03/18 | |
3/18、サケ稚魚放流を行いました。 本日で耳石温度標識魚の放流が完了しました。 次回、3/22が最後の放流となります。 飼育が順調にいき、総放流尾数が100万尾を超えてくれそうなので、最後まで気を抜かず飼育していきます。 庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。 耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。 庄川においては、増殖戦略として、サケ稚魚の放流サイズを大きく(0.8g〜1.0g程度)、放流時期を遅く(2月下旬〜3月上旬中心に)できるよう、飼育、放流に取り組んでおります。 前期群には、2.8nHの耳石温度標識、後期群には、2.10nHの耳石温度標識を施標しています。 主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし回析することで、増殖戦略の効果を探るための取り組みです。 大きくなって帰ってきてくれることを心から願っています。 |
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posted at 2022/03/18 17:44:16
lastupdate at 2022/03/18 17:44:16 »category : サケ 【修正】 |