» サケ稚魚放流4回目-耳石温度標識魚A区分目 | date : 2020/02/18 | |
本日は、昨晩から降り続いた雪の影響で、庄川養魚場にも15cmほど積雪があり、今季初めての除雪車による除雪が行われました。 積雪もあり、飼育量、放流量もピークと放流には、大変な日となりましたが、午前、午後と1日かけて、今シーズン4回目のサケ稚魚放流(耳石温度標識A区分目)を行いました。 サケ稚魚の計量の様子 庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。 耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施したものが、耳石温度標識です。 今年度、庄川においては、サケ稚魚の飼育密度が回帰に与える影響を調査するため、高密度区に2.4nHの耳石温度標識、低密度区に2.6nHの耳石温度標識と異なる標識を施標して放流します。 主に4年で回帰するサケ親魚の耳石をサンプリングし回析することで、より良い増殖手法を探ろうというものです。 4年後には、元気に大きくなってたくさん帰ってきてほしいです。 飼育池の稚魚を集める様子 庄川本川放流量予定 18日18時0分現在の庄川河川放流量は、毎秒約130トンです。 18時から約130トン、20時から約90トンの予定です。 19日は0時から毎秒約70トン、10時から約120トン、 15時から約130トン、22時から約90トンの予定です。 サケ稚魚の放流の様子 午前10時半の放流場所の水温は6.5℃でした。 雪の影響なのか、いつもより1℃ほど低かったです。 |
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posted at 2020/02/18 12:46:04
lastupdate at 2020/02/18 18:21:16 »category : サケ 【修正】 |