» 朝日町宮崎漁港、サケ回帰親魚調査 | date : 2019/10/25 | |
本日、朝日町の宮崎漁港にて、サケの回帰親魚調査を行いました。 調査した43尾のサケ、海で漁獲された個体なので、銀ピカのサケが多いです。 ナンバリングし、1尾ごとに尾叉長 、体重、成熟具合を記録、鱗を採取、その後、頭を落とし、耳石を採取します。 頭を切り落とす様子 作業は1時間ほどで終了しました。 県東部でのサケの水揚げが少なく、予定していた80尾の採集が出来なかったため、不足分をまた後日、採集する予定です。 海面、内水面共に、サケの漁獲が上向いてくれることを願うばかりです。 耳石を採取する様子 今回の調査は、平成23年度から平成26年度まで実施された、さけます資源高品質化事業の放流効果を確認するための、回帰親魚効果調査で、高品質なさけ・ます資源の放流適地を把握するため、鮭親魚の耳石を調べ、放流地域を特定するための調査です。 庄川では、サケ稚魚の頭の脳の裏側にある、バランス器官である耳石という器官に標識を施した稚魚を放流しています。 耳石は日周輪を形成する器官で、刺激により、黒色化するという耳石の特性を利用し、卵期に温度変化による刺激を与えることで、耳石にバーコードの様な標識を施標します。 庄川では、平成23年度(2011年度)より毎年、標識を施したサケ稚魚を放流していますので、今回調査した回帰親魚に庄川のものが含まれている可能性もあります。 今後の調査結果が楽しみです。 |
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posted at 2019/10/25 17:07:55
lastupdate at 2019/10/25 17:53:49 »category : サケ 【修正】 |